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DIYと賃貸経営を楽しんでいます
孤独死防止システムを考える
大家にとって孤独死は深刻な問題だ。
発見が遅れ、特殊清掃が必要になると大きな出費となるし、家賃も下げざるを得なくなる。
また、とあるサイトに「孤独死のあったアパート」と、掲載されればイメージもダウンする。

この問題を回避するには、
お亡くなりになってから発見までの時間を短くすることが重要だ。
そのために、センサー等で室内の人が動いているかを監視するシステムが数々考案されている。
一定時間、動きがなければメールや電話で通知するものが多い。
また、訪問して確認するサービスもある。
しかし、私の知る範囲ではかなり高額だ。

最近注目を浴びているのが、
電灯が一定時間点かなければメールを送るというもの。
他のサービスに比べると割安だ。

トイレは多くの人が必ず1日に1回は使う。
でも、高齢者の中にはトイレに入るときに電気を点けない人もいる。
あるいは、ポータブルトイレを使う人もいる。
こういう場合はトイレの電灯は作動しないだろう。
結果として、必要のない「一定時間点灯していません」メールが必要以上に来るかもしれない。

玄関のドアに開閉のセンサーを付けて見守ろうというシステムがある。
これだと、出入りは確実に確認できる。
最後のドア開閉から一定時間が過ぎた場合でも
中に人がいないことを確認できれば、特殊清掃の観点からは有効だ。
現時点では、最も費用対効果の良い孤独死防止システムかもしれない。
ちょっと試してみたい。

1月21日に
「賃貸業界における高齢者問題を考える」
というテーマでシンポジウムを行います。
あやちゃん先生こと太田垣章子さん
助けてクマさんこと熊切伸英さん
の3人でトークします。
若干席が残っているようです。
お時間のある方は是非いらしてください。
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