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DIYと賃貸経営を楽しんでいます
リフォームの相談=目的を明確に
リフォームしたいのでアドバイスが欲しいという。

現地を見に行った。
若い男性が住んでいたのだろう。
2DKを1LDKに変更したようだ。
壁に派手なアクセントクロス。
広めのバスタブに取り換えてあり
トイレも高級なタイプに変更されている。
個性的な部屋だ。
天井はタバコで黄ばんでいる。

賃貸に出すなら
まずは清掃。
タバコの黄ばみが清掃で落ちるならまずそこから。
床も一部に汚れがある。
清掃でまずどこまできれいになるか。
清掃でダメなら張り替えが必要だろう。

次にアクセントクロス。
個性的なので、住み手を選ぶデザインだ。
張り替えも視野に入れるべきだ。

あとはどこまで手を入れるかだ。
どんな人に入ってもらいたいかを考えて
費用対効果を考えよう。
と、アドバイスしてきた。

その後、お礼のメッセージが来た。
そこには
「実はお母さんと同居したかったんです」
と、ある。

なんだ、そういうことか。

では、お母さんと同居したいのであれば
1 まずは玄関に手すりを付ける。安心して部屋に入れるようにする。これが大前提。
2 畳の部屋を作る。イグサの香りで心安らぐ感を演出
3 アクセントクロスはやめて落ち着く部屋にする。
4 お母さんの自室とあなたの部屋を作る。リビングを仕切り、二人それぞれの部屋を確保する
5 自室から風呂、トイレ、玄関への手すりを付ける
6 内側にドアを追加。お母さんが嫌いな鉄のドアが見えないようにする
7 厚手のCFを床に張り、暖かく歩きやすい部屋にする
とアドバイスした。

返事が来た
「二年前にお会いしたかったです。2か月前、他界しました」

私にできるのはここまでだった。
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