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DIYと賃貸経営を楽しんでいます
建物の寿命
建物の寿命は何年くらいですか?
時々聞かれる。
私は建築の資格を持ってるわけではないが
よく聞かれる(笑)
私は木造でも80年くらいはもつと考えている。
終戦直後の建築物でも意外としっかり残っているからだ。

建物の寿命にはいくつかある。
社会的寿命、経済的寿命、物理的寿命の3つで考えられるかもしれない。

社会的寿命は、
そこにその建物があることが社会的に有意でない場合。
例えば、大都会の高層ビル街の平屋建て木造など。
もっとほかの活用をした方が、社会的に有益な場合だ。
そういうのを社会的寿命と考える。

経済的寿命は、
修繕コストを考えると建て替えた方が良いというようなケース。
雨漏りがあり、シロアリが食害しているような場合は
悪い部分を交換するより、建て替えた方が安いかもしれない。
修繕コストが新築コストを上回るような場合が経済的寿命だ。

物理的寿命は、建物が使えなくなる、崩壊することと考える。
お金をかけてももう使えない状態を考える。
田舎で時々見かける朽ち果てた物置などだ。
数年前に福岡市のアパートが突然崩壊したようなケースもある。

しかし、多くの建物は補修をすることで寿命が延びる。
崩壊したアパートも補修すれば崩壊を免れたはず。
なので、建物の寿命を決めるのは
社会的寿命と経済的寿命ということになるだろうか。

経済的寿命は何で決まるか。
施工状況によるものもあるが
最終的な要因、
それは愛情だと思う。
愛情をもってしっかりメンテナンスすれば
傷みを痛みとしてとらえて、早めに手を打てば長持ちする。

一つの事実として
福津市に古い建物数戸を移築した場所がある。
佐賀や、飛騨などあちこちの建物を大学と協力して移築している。
100年以上のものが多く、150年くらいの建物もある。
大学の先生が関与しているので、しっかりと移築されただろう。

しかし、
移築して、40年で姿を消した建物もある。
移築後30年の建物でも、
雨漏りで木が腐り、建物が傾いてたりする。

100年以上元気だった建物が
わずか40年で消滅。
わずか30年で使えなくなる。
愛情を失うとこういう結果になる。

しかし、愛情を受けた建物は長生きする。
日田市には江戸時代の普通の建物が現存するし
飯田市では築400年の民家がかなり多く存在するそうだ。

建物をきちんとメンテナンスする。
保守工学。
そういう学問ができたらいいなあと思うのは私だけだろうか。
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