私は小規模なデイサービスを経営している。
昨年、若いスタッフが入社した。
彼女は引きこもりがちで、外に出るのが怖いという人だった。
小規模なデイで、爺さん婆さんと話をすれば人生にプラスになるかも。
そういう考えだった。
彼女は介護に関して、ノウハウも経験もなかった。
勤務は彼女の希望に合わせた。
爺さん婆さんと話をしているうちにだんだん元気になっていった。
介護の仕事に興味を持ち始めたようだった。
そこで、「資格を取らないか?」と提案。
勤務も資格が取りやすいように調整した。
資格の勉強の中で、若い友達ができた。
実習先でいろいろ学んだ。
彼女の世界は広くなった。
先日、
「もっと大きな会社で働いて勉強したいんです」
と言ってきた。
次の会社もほぼめどが立っているという。
正直、ショックだった。
でも、自分で決めることができなかった人間が
初めて自分で決めて行動を起こしたという。
大きな第一歩だ。
こう言うしかなかった。
「そうか。しっかり頑張ってね。応援するよ。」
彼女の幸せを願おう。
しかし、彼女が辞めたら
爺さん婆さん
悲しむだろうねえ。
ん?
一番悲しいのはオマエだろうって?
う~ん。
そうかもしれない。
昨年、若いスタッフが入社した。
彼女は引きこもりがちで、外に出るのが怖いという人だった。
小規模なデイで、爺さん婆さんと話をすれば人生にプラスになるかも。
そういう考えだった。
彼女は介護に関して、ノウハウも経験もなかった。
勤務は彼女の希望に合わせた。
爺さん婆さんと話をしているうちにだんだん元気になっていった。
介護の仕事に興味を持ち始めたようだった。
そこで、「資格を取らないか?」と提案。
勤務も資格が取りやすいように調整した。
資格の勉強の中で、若い友達ができた。
実習先でいろいろ学んだ。
彼女の世界は広くなった。
先日、
「もっと大きな会社で働いて勉強したいんです」
と言ってきた。
次の会社もほぼめどが立っているという。
正直、ショックだった。
でも、自分で決めることができなかった人間が
初めて自分で決めて行動を起こしたという。
大きな第一歩だ。
こう言うしかなかった。
「そうか。しっかり頑張ってね。応援するよ。」
彼女の幸せを願おう。
しかし、彼女が辞めたら
爺さん婆さん
悲しむだろうねえ。
ん?
一番悲しいのはオマエだろうって?
う~ん。
そうかもしれない。
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