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DIYと賃貸経営を楽しんでいます
41度の熱。入院させますか?
母が入所している老人ホームから深夜の電話。
「41度の熱がありますが、入院させますか。」
というので、
入院させず様子を見てくださいとお伝えした。

今朝、様子を見に行ってきた。
部屋に行った。
車いすがない。
どこに移動したんだろう。
食堂に行ったら
普通に元気にしてた。

そろそろ終わりが近いから
体のバランスが保ちにくいのかな。
3日前も発熱し
医者に見せたけど
肺もガタが来ているという。
解熱剤をもらっただけ。
解熱剤が効くだけましなのかもしれない。

入院させなくてよかった。
入院してたら
解熱剤は仕方ないとしても、
「もう少し様子を見ましょう」
「おむつが必要です」
「食べないので点滴です」
「夜眠れないので睡眠薬を投与しましょう」
「血圧が低いので血圧のクスリ飲ませます」
「便秘なので下剤で出しましょう」
「体がむくむので利尿剤が必要です」

そして相部屋の人たちは
同じようにパイプにつながれほぼ植物状態。
もう歩くことは不可能。
時折目をあけるだけ。
そんな先輩たちに囲まれて日々を送る。

病院はクスリによる治療を試み、延命を試みる。
仕事だから仕方ない。

でも、私には
恐ろしい地獄への入り口。
老衰は天国への入り口。
子や孫、ひ孫に囲まれた老衰は
最高のエンディングではないか。

そういえば昨年の6月28日
かかりつけの医者に言われた。
「心臓手術をしないとあと一年もちません。
一年以内に死んでもいいんですか?」

いよいよその日が来るのだろう。
でも、
たくさんの幸せな時間を過ごしてもらったつもりだ。
たくさん笑って
たくさんわがままを言ってもらった。

手術を受けていたら
1年前から入院。
見舞いの頻度は減り
入院は果てしなかったかもしれない。

※これは個人の感想です。
人によって感じ方は違います。
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