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DIYと賃貸経営を楽しんでいます
ホテルのような高齢者向け住宅
テレビで高齢者向け住宅の番組があった。
ホテルのようなエントランスで
テニスやいろんなスポーツが楽しめ
食事もおいしいもので好きなものが自由に選べる。
コミュニテイも楽しめて、老後をエンジョイしている。
実に素晴らしい!

が、そこに入るには高額な費用が必要。
自宅を売って20年分の生活費に充てた人もいる。
高齢者向けマンションは50歳以下は入れなかったりする。

心配性な私は考える。
もし、事業者が倒産したらどうなる?
20年以上長生きしたらその先は?
本人がお亡くなりになったら高齢者向けマンションは?

もし、事業者が倒産すれば、サービスの維持はできるのだろうか。
次の経営者が入ったとしてもかなりの工夫が必要。
経費削減や、賃料アップといったこともあるだろう。
倒産するぐらいであれば、これらは必ず見直しになるだろう。
サービスが低下するのは我慢できても
賃料アップなどとなったら入居者は耐えきれるのか。

20年分の生活費を確保したと言っているが
賃料がアップすればその期間は減る。
また、20年以上長生きする可能性だってある。
その時にはどうなるか。
もし、子供の生活に余裕がなければ
さんざん贅沢してきた親を快く受け入れられるだろうか。

50歳以下が入れないマンションって、売れるのだろうか。
共用部が充実しているマンションはその分が管理費等に上乗せされる。
マンションは不要になっても、所有している限りは管理費を払い続けなければならない。
管理費が安ければいいが、この手のマンションは結構高いはずだ。
管理費が払えない、売れない、タダでももらってくれない。
立地の悪いリゾートマンションと同じ運命が待っている。
いや、同じではない。
50歳以上限定だと、リゾートマンションよりはるかに悲惨だ。

この人たちがそれらを承知で購入するならそれもいいが・・・

やはり、地についた「高齢者向きアパート」が広まるべきだと確信した。
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