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DIYと賃貸経営を楽しんでいます
母の退院
バリアフリーで転倒し、骨折して入院した母。
おむつをさせられ
拘束され
クスリを飲まされ
点滴をされ
うつろな目に。
「ホームに帰りたい」
が口癖だった。
このままではまずいと思い、
入所中の老人ホームに相談。

今日、退院した。
うつろな目にかすかに光が戻った。
しかし、すっかり気力がなくなってしまった感じ。

昼はトイレ介助をしてくれるので
本人はほっとしている。
夜も介助してくれるというが
夜は男性スタッフなので、おむつで我慢するみたい。

理解ある施設長なので安心した。
ただ、体力もかなり弱っているようなので
少し心配。
もしかしたらこのまま老衰かも。
それはそれで、自然の摂理かもしれない。

パイプを刺され
意識もないのに
心臓を維持する。
それは悲しいことだ。

昨年6月にかかりつけの医者から
「心臓手術をしないと1年もたない」
と言われてたので
そろそろなのかもしれない。

でも、
あの時手術しなくてよかった。
手術してたら
その時点で、今のような感じになってたと思う。
そして、パイプを頼りにうつろな目で天井を眺める日々だったに違いない。

あれから11か月。
デイに行くことを生きがいに
おでかけたい(タクシーを使った日帰り旅行)を楽しみに待ち
おでかけたいを楽しんで
また次のおでかけたいを楽しみにする。
たくさんの楽しみがあったと思う。

これからどうなるかわからないけど
パイプにしがみついて心臓を動かすことだけは回避できた。
あとは本人次第。
そんな環境を準備してくれたホームの皆さんに
心から感謝!

それにしても
老人ホームは木造がいい。
コンクリートの床だったら
再起不能だったに違いない。
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