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DIYと賃貸経営を楽しんでいます
バリアフリーで転倒
私の母は老人ホームに入居している。
できる範囲で頑張ってきたが、限界を感じ
半年くらい前に体験宿泊し、気に入ったホームを選んでもらった。
木造で小規模なので良かったと思っている。

昨日、転倒して骨折した。
部屋にはトイレ内以外に手すりがない。
そこで、私は写真のように対策を施していた。
180421.jpg

主な動線は入り口~ベッド、ベッド~トイレ。
入り口~ベッドは介護者が居るのであまり不安がない。
問題は一人となる夜。
主たる動線はベッド~トイレ。
そこでベッド~トイレは
①引き出し(補強付き)または椅子を手すり代わりに立ち上がる
②ローボード、洗面台を手すり代わりにトイレへ
③トイレのドアノブの横に手すりを持ってトイレへ
としたいのだが、③がない。
また、トイレの前が広く、転びそうになった時がダイレクト。

母には、洗面台などをつかんでドアを開けるように言いきかせた。
昨日まではうまくいってたが
バリアフリーの慢心か?
まさにその場所で転倒。
骨折してしまった。

施設には迷惑をかけるが
①ドア横に手すりを付ける(原状復旧が問題になる)
②ローボードを長くする(車いすが入れず、介助者に不便)
③トイレドアを撤去(勝手にはできない)
このいずれかがあれば、ケガが防げたかもしれない。
また、トイレ前のスペースが狭ければ
転倒前に壁に当たって勢いが緩和され骨折しなかったと思う。

5月2日に出版する本にも書いているが
・手すりを付ける
・部屋が広いと良くない
・バリアフリーの慢心
が、身内の現実となった。

救いだったのは木造だったこと。
3週間程度で退院できそう。
もし、床がコンクリートだったら・・・
粉砕骨折になっていただろう。
そして、長期入院。
認知が劇的に進行→寝たきり→パイプがいっぱい刺される→植物人間
最悪のパターンになったかも。

今回の事故で
5月出版の高齢者向きアパート経営法を通じて
こういう考えを広めていきたいと実感した。
親を施設に入れる前に
図書館でも立ち読みでもいいので
是非ご一読ください。
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