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排水管のつまりの原因特定方法
昨日書いた排水管の詰まり。
具体的にどう考えたかをお伝えしたい。

今回は
①流しの下から塩ビの排水管に直結(黄色)
②排水管はその先で横向きに約1m配置してあり(水色)
③室外で上から来る排水管と合流。(桃色)
④合流後、約1m下まで縦向きの排水管
⑤土の下で横向きの配管になり(緑色)
⑥その1m先でマンホールに放流(水色四角)。
という風に流れている。
1710130.jpg

配管は黄色から水色の配管につながるところで直角に近い角度で折れている。
箸などの長いものはそこの角で詰まるはず。
流しの角で詰まっているなら流しの水が流れないだけで、オーバーフローしないはず。

また、流しのトラップ(水を溜めて臭いや虫が来ないようにする部品)の穴は小さいので、大きな異物は物理的に入らない=流れていかない。
流しの角を通過する小さなものなら水の勢いで流れるはず。
トラップの穴を通る、泥やティッシュなどなら流されていくのではないか。
そう考えると、やはり、油である可能性が高い。

流しからオーバーフローするには
赤い点線の丸の中に水が滞留することとなる。

流しから水を流せば赤丸内のどこかが詰まっているので
ある程度水を流せば
水の流れる勢いが極端に弱くなるはず。
その時の水の量がわかればどこで詰まっているか
およその見当がつくはず。

流しに水を張って流してみた。
流しの7割くらいの水が流れると、
勢いが極端に弱くなることがわかった。
その量と配管の断面積から考えると、
詰まりの場所までの長さが推定できる。
流れた水の量=排水管の断面積×長さになるはず。
詰まった箇所までの長さ=流れた水の量÷断面積。
今回は緑の部分が怪しいと考えた。

緑の部分に油が固まって流れにくくなっているなら
市販のパイプの汚れを落とす薬が使えるはず。
そう考えて試してみたら
大正解だった。

今回はたまたまうまくいったのかもしれないが
似たような事例であれば参考になるかもしれない。

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