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DIYと賃貸経営を楽しんでいます
マンションで地震になったら
マンションが地震被害を受けたらどうなるのか?~熊本震災を教訓として~
というセミナーを受講してきた。
講師は福岡市のマンション管理士事務所ふじの代表藤野雅子氏。
藤野さんには
これでばっちり!マンションDIY・リフォームを楽しもう
を書いたときにたくさんのアドバイスをいただいた、
ハードもソフトも理解した
尊敬できるマンション管理士だ。

現在は熊本震災で全壊となったマンションの再生を支援しており、
震災現場を熟知している。

セミナーの趣旨は
「地震でマンションが損壊した場合、
早めの措置で損害を減らすことができ、
また適切な対応が復旧コストを削減できる」
というもの。

意外に思うだろうが、
震災時に避難所へ行かなくても
「マンション」ならばそこでの生活が可能だという。

そのために管理組合がどうあるべきかといったことを、
三陸沖地震、東日本大震災の事例も踏まえて提言があった。

それは「日頃の備え」だ。

異常時を想定し、
非常用トイレ、バール、スコップなど
具体的に準備しておくべき物品の話があった。
スムーズな復興には
普段からのコミュニケーションが大切だということを熱く語っていた。

マンションのある場所は基本的に都会だ。
人口が集中している。
災害時にはすべての人に素早く救援物質を配るには時間がかかる。
また、それだけの仮設住宅を用意することは困難だ。
そういう観点から、
藤野氏の
「マンションならそこでの生活が可能」
という説は非常に素晴らしい。

皆さんも是非考えてみてほしい。
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