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DIYと賃貸経営を楽しんでいます
売り土地・現況古家あり
娘夫婦と物件を見てきた。
売り土地だが古家のあるやつ。
こういうのは掘り出し物があったりする。

1件目は壁にクラックが多数。
地盤が悪いようで傾いていた。
2件目は傾きは少ないが、直すには結構手間。
崖の上で、再築するとなると擁壁にお金がかかる。

3件目は豪邸だ。
今回の最有力候補。
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玄関ドアに鍵がない。
見た目スッキリ、豪邸の予感。
勝手口から入るようだ。

しかし、
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雨漏りの可能性発見。
屋根はこんな感じ。
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瓦は欠けて、ずれたりしている。

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床下換気扇。
シロアリが居たのかもしれない。
作動していない換気扇は単なる蓋にしか過ぎない。
ますますシロアリの好む環境になっていると思う。
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換気口が半分ふさがっている。
水が流れ込みやすいし、換気がうまくいかない。
こういう施工をしてしまう業者に頼んだのが間違い。
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雨どいが詰まっていて、柱に水がかかる。
よく見ると白アリの食害。

豪邸なんだけど、基本がわかっていない。
床下の換気がうまくいかず、しかも水が入りやすい。
床下はシロアリの温床と見た。
柱は半分くらいが傾いていた。
土台が腐食して傾いているのかもしれない。

豪邸なんだけど、適当に建てられた感じ。
こういうのはどこで手を抜かれているか不安だ。

今回はいい物件がなかったけど
娘夫婦と人生についての会話ができて良かった。


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工夫する楽しさ
トイレのタンク内のオーバーフロー管が折れた。
オーバーフロー管はタンク内の水が溢れそうになった時に水を排出するもの。
普段は出番がない。
今回、フロートバルブ(タンクの水を出したり止めたりするもの)交換のときに折れてしまった。
タンクの水は流れ放題。
まあ、26年も使えば部材も劣化するから仕方ない。
新品を買ってきて交換しようと考えた。
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大きな穴の左側の丸い部分に管が立つのだが、これが折れてしまった。

タンクを外し、オーバーフロー管を外そうとする。
しかし、白いナットが固くて外れない。
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さあ、どうするか。

こういう時は機能から考える。
固くて外れない。
専門の道具があればそれを使う。
そんなものは持ってないので工夫する。
ナットは樹脂だ。
無理にやると壊れてしまう。
じゃあ、柔らかく力をかけるには?
・ナットに力をかけやすくすればいい
・弱い力でも回るように径を大きくすればいい。
手っ取り早いのが雑巾などでナットを掴むこと。
今回、私が使ったのはガムテープ。
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これで外せた。

しかし、新しい部品が近所のホームセンターになかった。
じゃあ、どうする。
こっちは接着剤で接着。
だけど、折れたところをぴったり合わさなければ強度が出ない
破断面をきっちり合わせるのは結構大変。
で、考えた。
あらかじめ位置合わせをして
ずれにくくして接着剤を付ける。

ここで考えたのがマスキングテープ。
あらかじめ破断面を合わせて、マスキングテープでずれないように止める。
写真ではちょうど管の裏側の見えない部分に貼った。
幅の広いマスキングテープがずれにくくていい。
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写真では管の裏側になる。
普段は力のかからないところなので、接着剤でもなんとかなりそう。
念のため、接着後にコーキングした。

100円の接着剤で元通りに。
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問題にぶつかった時
機能から考え解決してゆく。
そういうDIYは楽しい。
そして解決した時は嬉しい。

そして、ひとりつぶやく。
私にできないDIYはない。

そんな私の考え方を書いた
「DIYの楽しみ方」
是非お読みください
DIYレクチャー付き物件
20年前にリフォームした区分所有。
8年間住んでいただいた方が退去された。
きれいにお使いだったので、プチリフォームで次の方にお貸しできそう。

そこで今回は 「DIYレクチャー付き賃貸」 で募集中。
入居者さんにレクチャーさせていただきながら、お好みの部屋に仕上げていただこうというもの。
お好みのオリジナルな部屋で快適に生活していただき
長期ご入居いただこうという考えだ。

募集は 「エコーズ」
というシステムを使って行っている。
これは、大家が自分でポータルサイトへの投稿内容を作れるというもの。
また、SUUMOやat home・やHOME’Sへ必ず掲載される。
仲介業者さんにお願いしても思うような広告がされない。
そういう悩みが解消される。

しかし、なかなか反応がない。
ファミリータイプなので、DIYしようという人が少ないのかもしれない。
せっかくのチャンスなので、ノウハウをお伝えしていきたいとは思うが
どうしようかなと悩み中。

売却してもいいかなと思って、「仲介業者さん経由」で広告中。
https://www.kenbiya.com/pp1/f/fukuoka/kitakyushu-shi/2/re_2471417nmm/
DIYでリフォームしながら私のノウハウをお伝えできれば楽しいなと思う。
これから大家になりたい人にはいい物件となるかもしれない。

ちなみにこの物件、20年前に競売で購入。
図書館で本を読みながらDIYでリフォームした物件。
健美家コラムで書いた部屋だ。
そんな思い入れのある物件。
これから大家になろうという人には縁起のいい物件になるかも。
ちなみに
前回の家賃は64000円。
表面利回りだと20%
諸費用やリフォームで購入総額450万円とすれば、
家賃から経費を引いた正味の利回りは約13%が期待できる。
DIYのノウハウと、大家のノウハウが学べるいい物件になるかも。
なお、指値はお受けしていません。
玄関のCF貼り替え
ご入居9年目の区分マンション。
玄関のCFが一部剥がれている。
理由は、ドアの近くの部分が浮いて、次第に剥がれたようだ。
剥がれた部分はすり減ってなくなってゆく。
隅の仕上げが悪いとこうなる。

CFを剥がしてみた。
接着剤で貼ってあるが意外と簡単に剥がれる。
私は両面テープで貼るのが基本なので、これは業者の仕事だったというのがわかる。
両面テープでも、きちんと「継ぎ目」と「隅」を押さえればこんな風に剥げたりしない。
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CFを剥がしたあと。手前が剥がしたCF

うまくCFが剥がれたので、そのCFを型紙にして新しいCFを切る。
マスキングテープで仮止めするとずれずに切れる。
ちょっとした工夫が作業を効率的にする。
DIYはこういう工夫ができるようになると、早く美しくできる。
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床面のごみをとり、きれいにする。
切り取ったCFを玄関に敷いてみる。
位置が合うことを確認。
今回は防カビタイプのコーキングで貼ることにした。
CFに乗ったまま、半分くらいCFをめくる。
めくった部分の床にコーキングを塗る。
そのまま貼ってもいいが、ヘラである程度鳴らすと次の作業が楽だ。
塗った部分の床に静かにCFを載せ、隅がきちんと会うことを確認。
軽く押さえて、塗った側に乗り移る。

コーキングが付いていない部分のCFをめくり、コーキングを塗る。
そして、めくったCFを戻して軽く載せる。
隅が合うことを確認したら、全体を雑巾などで押さえていく。
隅の部分はクロス貼り用のローラーでしっかり押さえる。
ここがポイントだ。
隅がめくれないとはがれにくい。

CFの隅はクリアのコーキングでしっかり押さえる。
クリアだと、余分な部分が目立ちにくいのでマスキングしなくても気にならない。
隅をしっかり押さえることでめくれない。
これが重要。
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入居者さんに
「わあ、きれいになりました!」
と言われ嬉しくなる。
DIYは人に褒められると嬉しいし、正しい楽しみ方の一つだ(笑)