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DIYと賃貸経営を楽しんでいます
DIYで地域再生。DIYでやることで得られるメリット
地域再生では建物を改修することが多いと思う。
これをDIYでやることで多くのメリットが出てくる。

まずコスト削減だ。
私が大家になろうとしたとき、最初の問題が資金だった。
そこで、コスト削減のためにDIYをやった。
自分の時間はとられるが、費用は半分くらいになる。
費用が減るということは収支が良くなり、失敗のリスクを減らせる。
デメリットは、時間がかかること、仕上がりがプロに比べるとやや落ちることだろうか。

次のメリットは仲間ができることだ。
DIY体験会などを企画すれば参加者と仲良くなれる。
一緒に作業しながら話をして、いい情報が入ったり、ひらめきがあったりする。
この情報やひらめきで、企画がさらに素晴らしくなるチャンスがある。
楽しい思い出ができるし、素晴らしい友と出会えるかもしれない。

3つ目は体験会をすることで、宣伝になることだ。
その地域やプロジェクトに興味を持つ人が出てくるだろう。
そうすることで知名度がアップすれば、集客にも役立つ。
面白そうだな→行ってみよう→面白い。友達にも宣伝
という流れができるかもしれない。
体験会に来きてくれることで、飲食や宿泊で地域にお金が入る。

なによりも大きいのはDIYで愛着がわくことだ。
DIYで作ったものには愛着がわく。
もしかしたら
一緒にプロジェクトを進めよう
移住したい
そんな人が出てくるかもしれない。
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DIYで地域再生。まずはグループ検討会でアイデアをまとめる
先日、寂れた温泉街を再生したいという青年と話をした。
私はそこへ2度ほど行ったことがある。
交通の便があまり良くない。
人が歩いていない。
崩れかけたような建物もある。
が、若者数人が再生を考えているという。

しかし、考えるだけではだめだ。
「計画」 を立て実践する必要がある。
思いだけでは再生は難しい。

じゃあ、どうするか?
まずは、 「興味のある人」 を集めてグループ検討会だ。
3~5人の複数のグループで案を検討する。
各グループごとに地域の特徴を考える。
・強みは何か
・昔、繁栄した理由は何か
・すたれた理由は何か
・今活かせる強みは何か
などを、皆で討議しまとめる。
まとめた結果をもとに、グループでアイデアを考える。

考えたアイデアを発表して、それに対して意見交換をする。
肯定的な意見交換をし
そのあとで、否定的な意見交換をしてアイデアを作りこむ。
収支を考えて、 「計画」 を作る。
利益が出るようなら実践に移す。
補助金等がないと利益が出ないようならあきらめたほうがいい。

グループ検討会は、エリア外からの参加があるといい。
違った観点からも考えることができるからだ。
地域にずっと住んでいる人は 「そんなの普通」 と思っていても
エリア外の人は 「そこがすごい」 と思う事は良くある話だから。
宿泊することで、地域が良く理解できたりする。

日程はこんな感じだろう。
初日午前中は、まずは現状把握。
現地を見て回る。できれば歩く。現地で昼食をとる。
午後からはグループで地域の特徴を考え 「アイデア案」 をサクッと作る。
夕食前に、 「アイデア案」 の発表会をし、意見交換をする。
夜は懇親会をして、意見交換、情報交換をする。
翌日は午前中に 「アイデア案」 を 「計画案」 に昇華させる。
午後は、発表会を行い、質疑応答を行う。

出来上がった 「計画案」 を参考にして
再生を 「推進する人」 が、収支を考えて 「計画」 を作る。
こういう手法をとれば、いろんな観点から考えられた計画が作れる。
壁の穴補修=簡易バージョン
壁にあいた穴。
あいたというか、自分であけてしまった。
下駄箱のドアの調整中にドアが外れ、壁に穴があいた。
ちょっとショック。
「まあいいや。ブログネタができた」と、ポジティブに考えることにした。
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穴に合うようなボードを入れて、パテを入れて仕上げる。
と新著
DIYの楽しみ方
には書いた。
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しかし、当日はパテがなかった。
パテを買いに行くのは面倒だし、時間もかかる。
そこで、違う方法を考えてみた。

ティッシュペーパーでふさげないか。
いや、無理でしょ。
ん?
こういう場合も「機能」から考える。
詰めてそれなりの硬さになるようにすればいい。
じゃあ、木工用ボンドで紙粘土みたいにできないか。
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小さく切ったティッシュペーパーにボンドを付けて水につける。
穴に丸い団子にしたものを数個押し込む。
ある程度形になったら、破れた石膏ボードの紙を貼る。
この上に、破れたクロスを貼って戻す。
クロスは水を付けて、伸びたころ合いを見て戻す。
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まあまあの仕上がり。
最後は、似た色のジョイントコークで仕上げる。
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まあ、こんな感じ。
下地がティッシュペーパーという「適当な仕上げ」なので、よく見るとわかる。

どこまで仕上げるか。
完璧を求めるなら「貼り替え」
手間をかけてもいいなら「DIYの楽しみ方」に書いたように「穴にボード入れてパテ仕上げ」
今回は妥協の「ティッシュペーパー」
まあまあの仕上がりなので良しとしよう。

DIYはどこまでやるかも自分で決められる。
手間の割にはきれいに仕上がったので、今回はこれで良し。

機能から考えて、やり方を考える。
DIYの楽しみ方の一つだ。


滞納者のその後
コロ○のおかげで、外出もできず、暇な日々が続く。
暇なのにブログ更新しない怠惰な自分。
8月も残り僅かなので、ちょっと回想しながら書いてみる。

滞納者の返済
で書いた滞納者。
あれからもうすぐ半年。
きちんと1万円ずつ返済してくれる。
顔を合わせると深々と頭を下げてくれる。
この人の力になれて良かったと思う。

もし、あの時、「先生」に相談してたら
たぶん、訴訟して強制執行。
部屋はリフォームしなければならなかったと思う。
部屋のリフォームだけでも10万円はかかっただろう。
コロ○のせいで募集してもすぐには決まらないだろう。
滞納家賃はもらえず、退去のための費用と、次の入居までを考えると
100万くらいの損失が出ただろう。
滞納者はホームレスとなって、私を逆恨みしてただろう。

滞納者の言い分を聞いて
お互い譲り合える部分は譲り合い
円満解決できてよかったとつくづく思う。
しかも、この部屋は満室保証が付いたようなもの。
愛ある大家と愛のわかる入居者さん。
素晴らしいねえ。

最近は暇で、なにも世の中の役に立ててないなあと思ってたけど
大家は不動産を通じて、社会貢献できてるねえ。
大家っていいねえ。
働かなくても社会貢献。
働かなくても年金以上のお金が入ってくるし。
いい入居者さんのおかげでほのぼのなれる。

ん?
もとは悪質滞納者だろって?
う~ん。
そうかもしれない。
だけど、その時は仕方なかったのだろうね。
人間ってそういう時もあるよね。
助け合って生きていきたいねえ。
愛って大事だねえ。