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DIYと賃貸経営を楽しんでいます
介護事業者とのやり取りを聞いて
私が推奨する高齢者向きアパート。
FBで会を作って情報交換したり、ミラサポの専門家派遣などでご支援している。
最近はこちらが忙しくて、ブログ書く暇がない。

FBでは「秘密のグループ」として情報交換している。
「高齢者向きアパートの会」
と、会費制の
「高額会費の高齢者向きアパートの会」
の2本立てでやっている。
無料でやっていこうと思ってたけど
より深い情報を不特定の人に発信するのは不適切な場合を感じ会費制も導入した。

その、高額会費の高齢者向きアパートの会で、ケアマネへの営業についての投稿があった。
ケアマネからはこういわれたそうだ
①家を離れたがらない高齢者が多い
②一人暮らしをさせるには常駐している方がいる所でないと難しい
③常駐の代わりに異変をすぐに気づく体制だけでは難しい

これについて私はこう考える
①家を離れたがらない高齢者が多い
 そのとおりだろう。でも、
 家が広すぎるので掃除や戸締りが大変
 段差や高低差がありすぎて上り下りがもう難しい
 子供と同居はお互い精神的に厳しい
 などで家を出なければならない事情が発生したりする。
 この時の受け入れがサービス付き高齢者向け住宅や老人ホームしかないのが現状ではないか。
 そしてそれらは高額で、年金だけでは払えない人が多いのではないか。
 子供に費用を負担させると、それが重荷になり遊びにも行けなくなったりする。そういう人に入居いただければいい。

②一人暮らしをさせるには常駐している方がいる所でないと難しい
 一律に決めつける必要はないと思う。
 コストをかけて見守る必要がある人もいるし、常時の見守りは必要でない人もいる。
 常時見守りが必要でない人には常時見守りは無駄なコストだ。
 無駄なコストは掛けずに安い家賃の住まいを提供する。
 低コストで住まいを提供するのが高齢者向きアパートの趣旨の一つだ。

③常駐の代わりに異変をすぐに気づく体制だけでは難しい
 これは考え方の問題だろう。
 誰かに看取られながら最後の時を迎えたい人もいれば
 別に一人でも構わないという人もいるだろう。
 そして、最後の瞬間に必ずそばにいる。それは老人ホームでも完璧を期すのは難しいだろう。
 朝、お部屋に行ったら亡くなっていた。そんなケースもあるはずだ。
 介護事業者と連携すれば、健康を管理し調子の悪い時は受診を勧めるので、異変には気づきやすいはずだ。
 介護サービスを受けていない老人ホームの入居者さんより安全かもしれない。

お金を掛ければそれなりのサービスはできる。
しかし、年金で老人ホームに入るのは厳しい。
そういう人たちに安いコストで住まいを提供したい。
それが高齢者向きアパートの趣旨の一つ。
安いコストではサービスは限られる。

限られたサービスでもいいよ。
そういう人に入居いただければそれでいい。
フルサービスを望む方はそういう施設をお選びいただければいい話だ。

言ってみれば、スーパーとデパートみたいなもので
選ぶのは顧客。
「すべての顧客が満足」しなくていい。
大家として
数人の入居者さんが満足すればそれでいいじゃないか。
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