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DIYと賃貸経営を楽しんでいます
クロスの汚れと戦う
無題
エアコンの水漏れ跡だろうか。
エアコンのカバーを外して確認。
水漏れの跡はなかった。
おそらく、前に使ったエアコンが水漏れしてて
クロスに跡を作ったのだろう。

クロスは汚れはここだけで、張り替えるのは惜しい。
何とかならないか。

まずは、酢+重曹。
全然ダメ。
次にセスキ炭酸ソーダ水
これもダメ。
次に消しゴム
これもダメ。
次に水垢取り
これもダメ。
どうも清掃ではダメみたい。

となると
隠ぺい。
ペンキを塗るとクロスが剥がしにくくなるそうなので避けたい。
で、クロスに近い色のジョイントコークを買って塗る無題5
ジョイントコークを付けて色合いを見る。
まあいいだろう。
あとは指で延ばして
塗れたスポンジで薄く塗り広げる。
これにより、何となくきれいになる。
無題6
この手法を用いてみた。
無題1
よく見れば跡が残っているが
管理会社の方に見てもらったら
これでOK!

掃除がだめなら隠ぺい
それもありだな。
取り換えもいいけど。
DIYはある意味妥協の仕事かな。

で、押しピンの穴もこんな感じ
無題2
同じようにジョイントコークを塗って
指で広げて
塗れたスポンジで軽くふき取る。
無題7

俺って天才だぜ!
心の中でつぶやく(笑)
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家賃払えるだけでいいよ
携帯が鳴る。
私はあまり電話は使わない。
なので、携帯が鳴るときは大体よくない知らせ。

アパートの管理は自主管理と管理委託の二本立て。
管理会社が客付けしてくれたら、管理は依頼。
自分で見つけたら自分で管理。

今回は自主管理の入居者さん。
この人は60才くらいの独身女性。
仕事は食品工場のアルバイトだ。
アパートから1時間半くらいの工場で働いている。
仕事量には波があり、少ないときは生活が苦しいという。
私がアパートを買った10年以上前から住んでくれている。

「大家さん、すみません。先月は仕事が少なくて、生活できません」
で、1万円貸せという。
実はこの手の電話は初めてではない。

年に1、2回はある。
先日は
「熱中症で歩けない。3千円貸してほしい。来るときに水も買ってきてほしい」
とか
「テレビが壊れたので何とかしてほしい」
などとか言ってきたりする。

ふざけんな!
などとは言わない(笑)
困っているし、頼る人がいない。
仕方ないなと対応している。
水を買って3千円持って行ったり
テレビを買って持って行ったりした。

今回は時間がなかったので
電話対応。
いくら借りたいか聞くと
1万円という。
じゃあ、今月の家賃は払えるだけでいいよ。
滞納を大家自ら勧めてしまった。
「大家さん、すみません。来月は必ず返します」

ん?
大丈夫かって?
実はこの人過去に6か月分滞納。
家賃滞納はだめだよ。
今度滞納したら追い出すからね。
60代を受け入れてくれるアパートはないかもしれないよ。
厳しく説教して、念書をとった。
その後、少しずつ家賃に上乗せして完済。

払えないときは必ず電話してくださいね。
そう私が言ったもんだからちょくちょく電話が鳴る。
アナログな大家。
入居者さんは家族みたいなもの。

まあ、
いいか。


買うことは目的ではない
大家にとって、物件を買うことは重要だ。
基本的には買わないと大家にはなれない。
だから努力して物件を買う。

時に「買いたい病」になってしまう人がいる。
買うことが目的になってしまい、冷静な判断ができなくなる。
あるいは自分で勝手にいい物件だと思って舞い上がってしまう。
そして、変な物件を買ってしまう。
まあ、ほとんどの場合、金で解決ができる。
金が用意できればいいが、用意できなければアウトだ。
しかし、冷静な判断や、慎重なチェックをすれば防げたりする。

私の知る範囲では
雨漏り
シロアリ
傾き
が、失敗の御三家だ。
いずれも入念にチェックをすればいいのだが
業者任せだったり、
絶対安いからとか、
今買わないと買えない
などの理由で契約をしてしまう。

契約前にチェックすれば、修繕費相当の値引きをお願いできたかもしれない。
あるいは修繕を考えると収支が厳しいと考え、避けた物件かもしれない。

物件を買って、「見てほしい」というので見に行くことがある。
そのうち、半分くらいはこう思う。
なぜ、買う前に相談してくれなかったのだろう。
雨漏りがある
シロアリがいた形跡がある
傾いている
事前にわかってれば、もっと安く買えたかも。
あるいは買わないほうがいいよといったかも。
中には、物件が原因で夫婦間に亀裂が入り、別れた人もいる。

大家になる。
物件が非常に重要だ。
いい物件を買うと楽勝だ。

古い物件を買ってきちんと仕上げて高収益を図る。
そういう手法もある。
しかし、それには応分の時間とコストがかかる。
何よりもノウハウが必要だ。

安いからと飛びついて
修繕にお金がかかり
結局、「高い買い物だった」
という事のないように
しっかりと物件をチェックしてほしい。
物件を買う前に、この文章を思い出してもらえれば幸いだ。