fc2ブログ
DIYと賃貸経営を楽しんでいます
新年早々ですが、負動産
新聞の広告。
不動産の広告が入ってた。

宗像市日の里のマンション団地。
昭和50年ころに大規模に開発された。
公団型マンションが60棟以上ある。
築年数は40年を超える。
大規模修繕は計画的に行われているようで
まだまだしっかり住める感じ。
駅から徒歩15分程度。
小学校は近いし
インフラも充実している。

そのマンション
売り物件が増えてきた。
マンションは「相場価格」がある。
そう思っていた。

ところが、今朝のチラシは違ってた。
同じ棟で90㎡4LDKがすごい売値になっている。
4階部分298万円
5階部分420万円
近隣の棟で同じ間取りが
3階部分698万円。
似たような物件がまさに「倍以上」の開きになっている。

この差は何か。
一つは内装の程度ではないか。
リフォーム済と、リフォーム未実施の差だろう。
リフォームはどこまでやるかだけど、
スケルトンリフォームすれば300万くらいはかかる。
自分でDIYすれば150万円で済みそう。

もう一つは売り急ぎだろう。
298万円というのはお得感を出している感じがする。
管理費が月に2万円かかるので早く手放したい。
そう考えているのではないか。
たくさんの物件が売りに出てるので
安くしないと売れにくい。

この団地、見方を替えればすごい物件。
300万で4LDKが手に入る。
管理費は2万だが、駐車場が一台無料。
生活は便利で
緑も多い。

そう思って父や母は頑張ってきたはず。
しかし、子供とは価値観が違うのだろう。
298万円の物件は子供たちにとっては
負の不動産なのかもしれない。
親が頑張って残したものが
子供たちには負担となっているのかもしれない。

価値観の違い。
そういうことだろうけど
住居コストを下げる
そういう観点から考えると
いいマンションなんだけど。
子供に伝えるのは難しいのかもしれない。

逆に、こういうことに気づいた人は
豊かな生活ができるのかもしれない。

先人の努力を理解し、受け継いでいくことが
幸せへの近道ではないだろうか。
スポンサーサイト