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DIYと賃貸経営を楽しんでいます
病院と有料老人ホーム
昨日の母の見舞い。
点滴は外されていたのでほっとした。
また、孫(私の娘)が見舞いに来たのを覚えていた。

しかし、
相変わらず目がとろんとしている。
すっかりやつれた顔だ。
妹の話だと拘束パジャマを着させられているという。
話はそれるが
「拘束パジャマ」でネット検索すると
「介護用パジャマ」など自動的に変換されて出てくる。
この検索も面白い(笑)

このまま病院に居ると
認知症が進むのは間違いない。
入院後2日で別人のようになった。
今は少し回復しつつあるが、どうなるかわからない。
また、クスリがクスリを呼んでしまうのが不安。
食事をしないという理由でまたパイプを刺されるかもしれない。

限られた条件の病院だとしかたないが、
母は、動物園の動物みたいな感じ。
時間が来れば餌が出て
調子悪ければクスリが出て
必要に応じて拘束される。
向かいのおばあさんは時折大声で唸るし
隣のおばあさんはパイプにつながれている。
部屋の臭いも汚物臭い。

少ない要員と治療費であれば仕方ないのかもしれない。
本人は退院を強く望んでいる。
まだ、母には善悪が判断できる余地がある。
私と妹は母をホームに戻したいと考えた。

しかし、それにはホームのお力添えが必要。
そこで、入居中の有料老人ホームに相談した。
すると
「大丈夫です。対応します。拘束パジャマ?必要ないです。そのようなものを使うのはホームとしてはあり得ないです」
という。
なかなかありがたいお言葉。

今日は快諾してくれて本当によかった。
いいホームを選んだなあと思う。

ただ、ホームでは「拘束」しないので
勝手にベッドから立ち上がるかもしれない。
また転ぶかもしれない。

拘束され、パイプを刺されるより
少しでも人間らしく過ごした方がいいかなと思っている。
まだ、意思の疎通はあるので、しっかり言い聞かせようと思う。
その上で起こったことは甘んじて受け入れようと思う。

少しでも
一日でも
人間として生きてほしいと願いながら。
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