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DIYと賃貸経営を楽しんでいます
石膏ボード張り
古い建物の場合、防音や断熱が考慮されていないものが多い。
こういう場合は石膏ボードを既存の壁に張ることで、
防音、断熱性能が向上する。
その差は意外に大きい。
石膏ボードは燃えにくいので
火災時の避難時間が多く確保できるかもしれない。

張り方は
間柱の位置を探して、その位置にボードをビス止めすればいい。
間柱は壁の板を固定する小さな柱で
30~45cmピッチで配置してある。

1803081.jpg

間柱の位置はマスキングテープなどを張っていくとわかりやすい。
テープを張っていくと
大体この辺にあるだろうなというのが推測できからだ。

また、赤い矢印のテープの様に
ボードを張る外側にも付けておく。
こうすればボードを張っても間柱の位置が推測しやすい。

ボードは石膏ボード用の頭がざらざらしたねじを使う。
ネジの頭がボードに少し沈むくらいまで打ち込む。
1803083.jpg
ボードの継ぎ目は写真左上のように
V字型に切り込み、パテが確実に打てるようにする。

あとはパテを打ち、平滑にして
塗装やクロスなどで仕上げればいい。

但し、壁の内側の配線などを傷つけないように
確実に間柱を探して、そこにビスを打たなければならない。
そこは注意が必要だ。

石膏ボードはカッターナイフでも切れる。
表面に2~3mmの筋を入れ
筋の下に指を入れて持ち上げれば
ぱきんと折れる。
1803082.jpg

石膏ボードは耐火性もあるので
火事になったときに有利にもなるはずだ。

火事の対策といえばスプリンクラーを思い浮かべる人が多い。
スプリンクラーがないから逃げ遅れる。
それも事実だが
石膏ボードを張れば
燃えにくいので
被害が拡大せず
逃げる時間も確保できる。

スプリンクラーより
コスト対効果が高いはずだ。

築古の木造はボードを追加張りすることで
防音・断熱性能が向上するし
防火性能もアップする。


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