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DIYと賃貸経営を楽しんでいます
繁忙期
先日、指をケガしたのでDIYができない。
今日は事務作業と考え事。

世間は繁忙期だ。
私は物件数が少ないので
今期も入退去はゼロ。
繁忙期とは無縁だ。

なぜか?
退去の理由を考えると一つの仮説が生まれる。

退去理由の第一位は
①住んでいた物件に不満があったから22%
続いて
②前より良い条件の物件を見つけたから20%
③結婚したから19%
④転勤したから17%
⑤賃貸の更新時期が来たから17%
が主な理由(リクルート住まいカンパニー調査)。

私の物件はファミリーなので
退去理由③の結婚がない。
子供が居ると④の転勤があっても単身赴任だったりするし
地元の人に人気のバスがメインの物件だと
そもそも地元志向の強い人が住んでくれたりするので
転勤がないのかもしれない。
退去理由⑤の更新は、九州にはないので問題外。
問題は①と②だ。

そこはしっかりと手を打っているつもり。
他の物件より快適に住めるよう工夫している。

LIXIL住宅研究所の調査によると
住宅の不満は
1.上階の足音や声が響く28%
2.断熱効果が低い25%
3.カビが生えやすい24%
4.外からの音がうるさく、室内の音も漏れる23%
5.シャワートイレがない18%
という順番になっている。

要は音と、断熱。
そこをしっかり作りこむので、退去理由①②がない
と勝手に思い込んでいる。

バスが交通手段で、
5階建てエレベーター無し。
教科書では最低な物件。
でも
転勤もなく、健康に暮らしていただいているに違いない。

惑わされることなく
しっかり考えていきたい。
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一瞬を悪魔が狙う。フェールセーフと対処法を考えよう
私は注意深い性格です。
今まで交通事故を起こしたことはないし
骨折したこともありません。
一番の大ケガは中学一年生のけが。
一針縫いました。
そんな私は当然DIYには細心の注意を払っており
カットバンが必要なケガすらありませんでし 「た」 。

しかし、その記録が破られた。
カッターで石膏ボードを切ってるとき
力を入れすぎて、まさかの定規越え。
指を二針も縫う大ケガとなりました。

ケガしないのがDIYの大きな注意点にしてますので
こういうことは初めてです。
年だねえorz。

しかし、
軍手をしていればもっとケガが軽かったかもしれない。

皆さんの参考にしていただきたいのは
ケガをしないように注意する。
のは当然だけど、
万が一に備えて
軍手をするとか
「防護を考えることも重要」だということです。

例えば切るときは
定規を押さえる手には軍手をする。
そんなことを考えて
①ケガをしないよう
②ケガをしても被害が軽くて済むような工夫をしましょう。

また、楽しいからと言って
休憩も取らずに作業するのもよくないです。
いつもだと3時のおやつで、シュークリームやあんパンを食べるけど
今日はそれをしなかったのも原因の一つ。
疲れて失敗が発生しやすくなってたようです。

それでもケガをしてしまって血が出た時。
その処置を考えておきましょう。
私は
①水道水で切った部分を洗う
②切った部分の心臓寄りを握る(指の付け根をにぎる)
③切った部分を高くする(手をあげる)
という手順をとりました。
病院でこれで良かったか確認したところ
「正しい手順です」
と言われました。
いざというときは思い出してください。

恥ずかしながら私の失敗を披露しました。
ぜひ他山の石として活かしてください。

DIY
楽しいです。
でも、ケガには細心の注意をしましょう。
隙間を活用
洗面台とトイレの壁の隙間。
洗面台隙間

有効活用を考えてみた。
この隙間だけでは、ふさいで小さなものを置く程度しか活用方法はないだろう。
棚にするには狭すぎる。
狭いなら広くできないか?
考えてみた。
トイレに入って考える。
トイレビフォー

そうだ。
壁の空間を使ったらいい。
恐る恐る一箇所あけてみた。
壁穴あけ1
思った通り壁の中は間柱と呼ばれる柱以外には何もない。
洗面台との隙間の分広くして、トイレ内に棚を作ることにした。
隙間と壁の厚みで10cmくらいの棚ができそう。
じゃあ、洗面台の横にも棚を作ろう。
トイレの棚は、石膏ボードでふさいでみた。
洗面台の上にもう一つ棚ができそう。
壁穴あけ2
トイレの中はこんな感じ。
一番下がトイレ用の棚。
奥も棚を作ろうと考えた。
壁穴あけ3
洗面台側からも開口するとこんな感じ。
壁穴あけ4
奥の2つはトイレ用とし、白い排水管近くまでの空間を使う。
こうすれば5つも棚が増える。
隙間はこうして棚となる予定。
今回の進捗はこんな感じ~
3月28日
奥の壁に断熱材と石膏ボードを入れ
棚は次回以降少しずつ見栄えをよくしていく。
洗濯機置き場を作る その3
洗面台をコンパクトにして、となりに洗濯機が置けるようになったが
より
デッドスペースを減らし、
使えるスペースを増やしたいと考えた。
壁にくっつけようとしたときに邪魔なのが給水管。
1803213.jpg
壁に給水管があり、
写真にはないが止水の蛇口が下にある。
これを移動させればその分、デッドスペースが減る。
1803222.jpg
給水管を途中で切って奥へ回す。
切って、接着剤で付けるだけ。
①きちんと切って
②紙やすりできれいに削って
③専用の接着剤をたっぷり付け
④きちんと奥までハメる
⑤一日置いて漏水テスト
それだけ。
私は③の接着剤をケチってしまい、
1回目はまさかの漏水(笑)
パーツを買い直して
再度やり直しとなった。
1803251.jpg
止水蛇口は下のままだと
洗面台を壁に付けずらい。
また、使いにくいので上に持ってきた。
洗濯機用の分岐も新設。
壁も、洗面台も未仕上げだが
設置して、イメージを確認。
結果こんな感じに。
1803253.jpg
写真左が以前の洗濯機置き場で、蛇口が見える。
これで、
洗濯時にすぐ隣の浴室に排水でき(写真右)
排水ホースが廊下を横断する必要がなくなった。
旧洗濯機置き場が活用できる。
収納スペースにするつもりだ。
収納が多いと長期入居につながり
楽ちん大家への一歩となる。
洗濯機置き場を作る その2
邪魔なのがこの右側の黒い管。
たぶん、昔の給水管。
1803152.jpg

浴室内はこんな風にふさいである。
水栓の横の丸いもの。
昔はここから水が出てたはず。
1803161.jpg
給水管は露出配管に交換してあるので
使ってないはずだ。
カバーを外すとやはり給水管らしい。
1803162.jpg
念のために、給水バルブを閉め
少し管を切って、バルブをあけてみる。

大丈夫。
水は出ない。
撤去~
1803163.jpg
洗濯パンは少し高い位置に設置
浴室への排水を容易にし
下部は収納スペースにすることに。
木で枠を作る。
1803164.jpg
高さはどこまで上げるかは検討中だけど
洗面台の幅はぎりぎりまで狭くして
今回はこんな感じ。
1803165.jpg
あとは左側の給水管を移設し、
洗面台をもっと奥に置けるようにしようと思う。

壁の断熱+防音加工をし
棚も付ける予定。
洗濯機置き場を作る
築古マンション。
洗濯機置き場はあるけど、排水口がない。
1003161.jpg
写真の左がトイレで、その手前に洗濯機を置くスペースがある。
しかし排水口がなく、
洗濯するときは廊下を横断して浴室に排水ホースを入れるようだ。
せめて浴室側だと、排水が楽になるはず。
廊下(脱衣スペース)の幅が115cm。
但し、左側の排水管、水道、右側の箱がない場合。
配管等を避けると先の写真のように洗面台でいっぱいになる。

洗濯パンの幅が56cm。
115-56=59
洗面台が59㎝以下だと物理的には入る。

まず箱の撤去を考える。
浴室側から見ると、配管のふた(穴を隠すふた)が見える。
箱の中は以前使ってて、今は使っていない給水管らしい。
箱をとってみた。
1803151.jpg
やはり古い配管らしい。
これを撤去すれば、洗濯パンが納まりそう。

洗面台もスリムにすればいい。
上の写真は左側の部分を削減。
1803152.jpg
右もカットすればこんなにスリムに。

これで洗濯機が納まりそうな感じに。
給水管の移動を行えば、より広い空間が実現するかも。
考える。
考える。
考える。
考える時間が長くで、作業が進まない(笑)
工具が・・・
リフォーム中の築古マンション。
昨日は玄関のフローリングの防音加工の復旧。
石膏ボードを入れるため剥がしたフローリングを再度張っていく。
1803141.png
ここは壁を仕上げたら隠れる部分。
剥がしたフローリングのパーツが見つからないので
壁で隠ぺい予定だが
ヘラが置き去りになっているのを発見。

このまま放置と言う手もあるが
何とか救出したいと考えた。

が、
手が入らないorz
で、考えた。

工具を穴に引き寄せて
そこから引き揚げればいい。
ヘラには穴があるので
針金で引掛ければいい。

が、
針金がない。

で、
考えた。
1803142.jpg

尺金で引き寄せて
テープで粘着して引き上げる。

しかし、
マスキングテープの粘着力では引き上げ不可能。
仕方ない
摩擦力。
ネジをドライバーの先にマスキングテープで巻きつけた。
ネジをヘラの穴に差し込み引き出す作戦。

いとしい工具が再び私の手に戻った。
1803143.jpg

今日は洗面台を改良。
洗濯機が置けるようにしようと思う。
工夫だらけのDIY三昧な日々。
廊下の防音&断熱
昨日の実験の結果、
石膏ボードが防音にかなり効果があることを確認。
今日は、廊下部分全体に施工。
1803111.jpg
手前(写真下部)が、昨日のテスト部分。
昨日の写真は廊下側から玄関に向けて撮影したが
今日は玄関側からの撮影。
同じ方向にしておけばわかりやすかった。反省。
1803112.jpg
フローリングを剥いで
石膏ボードを入れる。
写っていないが写真の手前が昨日テストした部分。
今日は奥の方(上)にボードを入れる。
①上の右が石膏ボ-ド9mm2枚+合板12mm
②上の左が①+グラスウール
③残りは石膏ボード3枚。
張り方を変えてみた。

この上にフローリングを再度張って
音の違いを確認できるようにする。

フローリングを半分復旧したところで5時のサイレンが鳴る。
確認は後日。
1803113.jpg
階下への防音実験
リフォ-ム中の築古マンション。
廊下はフローリング+クッションフロアでできている。
歩くと音がかなり響く。
1803091 - コピー
おそらくフローリングだけで、防音対策がなされていない。
下がどうなっているか?
一部を解体して確認。
1803095.jpg
フローリングの一部をカットする。
床下の配管や配線のなさそうな位置を選び
最初は廻し挽きノコギリ慎重にカットする。
ある程度切って普通ののこぎりが入るようになったら、普通ののこぎりで切る。
フローリング板を外すとこんな感じ。
1803094.jpg
根太と呼ばれる柱は33cmピッチで入ってて
その上にフローリングが直接張ってあった。

より高い防音性を確保するため、今回は3種類をテスト。
根太の上に材料を載せる。
写真左から、根太に近い部分から
①遮音シート全面張り
 合板(12mm)+遮音シート(4mm)+石膏ボード(9mm2枚)+合板(12mm)
②普通に施工
 合板(高さ調整用4mm)+合板(12mm)+石膏ボード(9mm2枚)+合板(12mm)
③根太に遮音シート
 遮音シート(4mm根太部分のみ)+合板(12mm)+石膏ボード(9mm2枚)+合板(12mm)

1803092.jpg
1803093.jpg
この上に合板を載せて違いを確認。

結果は
残念ながら大きな差はわからなかった。
石膏ボードを入れるとかなり音が静かになる。
このため遮音シートの差はあまり感じられなかった
と言うのが真相のような気がする。
石膏ボードの遮音性能試験みたいだった。

この実験は私の個人的な感覚。
今後、他の人にも意見を聞いてみたい。

こんな私が
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別途懇親会もありますので
ぜひいらしてください。
DIYを一緒に語りましょう!
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石膏ボード張り
古い建物の場合、防音や断熱が考慮されていないものが多い。
こういう場合は石膏ボードを既存の壁に張ることで、
防音、断熱性能が向上する。
その差は意外に大きい。
石膏ボードは燃えにくいので
火災時の避難時間が多く確保できるかもしれない。

張り方は
間柱の位置を探して、その位置にボードをビス止めすればいい。
間柱は壁の板を固定する小さな柱で
30~45cmピッチで配置してある。

1803081.jpg

間柱の位置はマスキングテープなどを張っていくとわかりやすい。
テープを張っていくと
大体この辺にあるだろうなというのが推測できからだ。

また、赤い矢印のテープの様に
ボードを張る外側にも付けておく。
こうすればボードを張っても間柱の位置が推測しやすい。

ボードは石膏ボード用の頭がざらざらしたねじを使う。
ネジの頭がボードに少し沈むくらいまで打ち込む。
1803083.jpg
ボードの継ぎ目は写真左上のように
V字型に切り込み、パテが確実に打てるようにする。

あとはパテを打ち、平滑にして
塗装やクロスなどで仕上げればいい。

但し、壁の内側の配線などを傷つけないように
確実に間柱を探して、そこにビスを打たなければならない。
そこは注意が必要だ。

石膏ボードはカッターナイフでも切れる。
表面に2~3mmの筋を入れ
筋の下に指を入れて持ち上げれば
ぱきんと折れる。
1803082.jpg

石膏ボードは耐火性もあるので
火事になったときに有利にもなるはずだ。

火事の対策といえばスプリンクラーを思い浮かべる人が多い。
スプリンクラーがないから逃げ遅れる。
それも事実だが
石膏ボードを張れば
燃えにくいので
被害が拡大せず
逃げる時間も確保できる。

スプリンクラーより
コスト対効果が高いはずだ。

築古の木造はボードを追加張りすることで
防音・断熱性能が向上するし
防火性能もアップする。