
ユニットバスのカラン。
壁に隙間があって、シャワーなどを使うとこの隙間から水が壁の中へ。
このままだと壁の中の木が腐ってしまう。
黒いコーキングでふさいであったが、
汚らしいというオーナーの考え。
じゃあ、どうするか。
こういう時は機能から考える。
水が流れ込まないようにするには
①壁の穴をふさぐ
②シャワーを移設
③壁の中の水が排出されるようにする
④ユニットバスごと交換
⑤シャワーを廃止
非現実と思われることも含めて
まず考えてみる。
思いつくことを全部挙げる。
上記5つは
壁の中に水が入ることを防ぐことができる。
この中で、自分にとってやりやすい、現実的なものを考える。
今回私が選んだのは①壁の穴をふさぐ。
では、次にどうやってふさぐか。
コーキングが手っ取り早い。
しかし、コーキングだけだと丸い金属部分をいっぱいに締めても壁との間に隙間ができる。
なんとなくすっきりしない。
じゃあ、丸い金属と壁をくっつけるにはどうするか
①コーキング
②配管の位置や長さを調整して収まるようにする
③壁と丸い金具の間に何か挟む
等が考えられる。
多くの業者さんはオーソドックな②を勧めるだろう。
コスト削減を考える業者さんだと①かもしれない。
しかし、DIYは工夫するのも楽しい。
で、私が選んだのは③
ちょうど余ったクッションフロアがあったので、適当な形に切った。
コーキングでこれを張り付ける。
念のため周りは防カビタイプ透明のコーキングでふさいだ。

これで、壁の中に水が入ることはなくなる。
クッションフロアは配管の形に穴をあける。
カランを外して取り付ければきれいだが、
外さなくても取り付けられる。
それは穴から下の部分に切り込みを入れ
その切込みを開いて配管を通す。
切れ目の下にコーキングを入れ、切り目をきれいにくっつける。
これでもOK。
今回はあまりもののクッションフロアなので色彩に難がある(笑)
これが、おしゃれな色だったり
形状に工夫をすればおしゃれになる。
また、丸い金具にきちんと合わせて切ってもいい。
DIY、そんな工夫を考え、それがピタッと決まるのも楽しいものだ。
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