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DIYと賃貸経営を楽しんでいます
出版の形態
出版は、自費出版と商業出版に分かれます。
自費出版は、著者が費用を負担して出版します。
書店に並ぶこともありますが、並ばないことが多いようです。

商業出版は、出版社がリスクを負担して出版します。
基本的には書店に並びます。
著者が全く費用を負担しない場合や
著書買取300部とかいう場合があります。

また、商業出版と言っていいと思いますが
あらかじめ費用負担を決めて出版するケースもあります。
100万だったり、300万だったり、800万だったりと言ったケースがありました。

何のために出版するかによってどれを選ぶかは著者次第です。
名刺代わりに本を配るのなら、自費出版が一番簡単でしょう。
お金を払う代わりに、かなり自由にできます。

出版の「夢」を叶えるためには
商業出版がいいです。
プロの出版社が「勝算あり」と判断してくれる
すなわち本に「価値がある」と認めてくれること。
これが大きな喜びです。
また、無名なので「買取あり」はやむを得ないことでしょう。
買取なしと言うのはかなりハードルが高いです。

私の場合は買取200部と言った感じですが
最近になって、買取なしにようやくなってきました。

最初に製本した書籍が売れて、次の製本にかかることを増し刷りと言い
2刷り、3刷りとなります。
2刷りになるのはあまり多くないようです。

初めから大手の出版社から本をだすのは多くの人には困難だと思います。
また、売るためには、文章に手を入れられることもあり
「書きたかった本とは違う本になった」
と言う話も聞きます。

また、売れ行きが悪いと
「書店から本を引き上げる」
すなわち、書店に並べない
と言う出版社もあるようです。

私の最初の本はありがたいことに
14年もの長い間書店に置いてくれました。
あの出版社だったからこそロングセラーになったと思います。

堅実に出版の夢を叶えるなら
著者の書きたいことを書かせてくれる出版社で、応分の買取を受け入れる
ことが、堅実だと思います。

昨日、本が送られてきました。
出版の相談に来られた方ですが
私のおかげで出版で来て感謝
とあとがきに書いてくれていました。

こんなささやかなことが
私の大きな喜びです。、
出版の夢を叶えたい方
ささやかながらお力になれます。
夢を叶えて一緒に喜べたら幸いです。
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初めての出版
初めて本を出したのは2003年。
もう14年も前だ。
実録競売マンション経営
大家本のはしりだった。

当時の私は大きなプロジェクトを任され、
大成功したが、恨みを買って左遷されていた。

プロジェクトの企画会議の場で当時のナンバーワンが
私の上司たちに
「お前たちは馬鹿なんだから、黙って彼の意見に従え」
と発言したというから、
その人がいなくなれば、どうなるかは見えていた。

その悔しさを不動産に転換。
競売で物件を安く仕入れ、DIYでリフォームして賃貸に。
窓際サラリーマンが活躍の場を自ら作り、副収入を得る。
将来の年金問題なんてこれで関係ない。
そんな話を書いた。

似たような境遇の人の参考になればいいなと思って書いた。
1710270.jpg

どうやって本を出せるのか?
全く分からず、とりあえず
「無料で本が出せます」
みたいな広告を打っていた出版社に原稿を送った。
「素晴らしい本です。世の中に問うべきです。出版しないのは罪です」
というような返事が来た。
さらに書いてあった。
「出版には100万円かかります」

諦めた。

でも、あきらめきれずにいた。
自分の能力って何だろう。
出版できるとしたら、能力があることを認めてもらえることになる。
会社では認められない自分を世間に認めてほしい。
そう思っていた。

ある日、鉄道大学の時の教科書が目に留まった。
「そうだ、教科書を出す会社ならわかってくれる」
なぜかそう思って、原稿を送った。
そしてめでたく出版。

その本も14年の月日を経て廃版になった。
競売は安く買える時代はとっくに過ぎたが
意外とロングセラーに。
「新品」は定価より高い(笑)

その後、6冊の本を世に送り出した。
そして、今は出版のお手伝いができるようになった。
10冊を超える本の出版に関与。
出版を夢見るあなた。
お手伝いできるかもしれませんよ。
外しにくいねじ
DIYやってるとなかなか外れないネジに遭遇します。
この場合の手段を考えます。

ネジが固い場合は、ネジを叩きます。
金づちなどで叩いてみます。
あるいは貫通ドライバー(叩きながらねじを回せるドライバー)を使って叩きながら回します。
抜く方向だけでなく、押し込む方向にも叩きながら回してみます。
金属ならCRCを振ると緩めやすくなったりします。

次に、ねじ山が潰れそうなケース。
まだ山が残っていたら
インパクトドライバーをしっかり押し当て(体重をかける感じで)回します。
押す力と、インパクトドライバーの衝撃で外せることが多いです。
あるいは、ネジはずしなどのクスリを付けて回します。

ねじ山が無くなった場合
プライヤー・ザウルスなどの挟む道具でネジの頭をつかんで回します。
ネジの頭が表面に出てない場合は木材なら周りの木を削って頭を出します。
周りが金属なら、ねじの部分をドリルで掘ってねじを消滅させます。
専用の道具を使ってねじ山を新しく切ってそこに新しいネジをはめて緩めたりできます。

ケースバイケースですが
1.叩く
2.逆に回す
3.押し付けて回す
ということを考えながら試行します。
案外この3つで解決します。

今日は動かなくなったジャッキを直しました。
こんな感じで伸びたまま。
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まずは叩いてみました。
ネジや、可動部分を軽くたたきます。
次にCRCをふりました。
ほんの少し動いたので
緩める方向に回し
締める方向に回す。
この繰り返しを辛抱強くやって
無事に元通り。
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原因はねじ山が傷んでいました。
再び使うにはちょっと苦しい感じ。

でも、ネジが緩んで
気分もほころびました。

DIYは工夫して成し遂げたことで
達成感が楽しめます。
排水管のつまりの原因特定方法
昨日書いた排水管の詰まり。
具体的にどう考えたかをお伝えしたい。

今回は
①流しの下から塩ビの排水管に直結(黄色)
②排水管はその先で横向きに約1m配置してあり(水色)
③室外で上から来る排水管と合流。(桃色)
④合流後、約1m下まで縦向きの排水管
⑤土の下で横向きの配管になり(緑色)
⑥その1m先でマンホールに放流(水色四角)。
という風に流れている。
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配管は黄色から水色の配管につながるところで直角に近い角度で折れている。
箸などの長いものはそこの角で詰まるはず。
流しの角で詰まっているなら流しの水が流れないだけで、オーバーフローしないはず。

また、流しのトラップ(水を溜めて臭いや虫が来ないようにする部品)の穴は小さいので、大きな異物は物理的に入らない=流れていかない。
流しの角を通過する小さなものなら水の勢いで流れるはず。
トラップの穴を通る、泥やティッシュなどなら流されていくのではないか。
そう考えると、やはり、油である可能性が高い。

流しからオーバーフローするには
赤い点線の丸の中に水が滞留することとなる。

流しから水を流せば赤丸内のどこかが詰まっているので
ある程度水を流せば
水の流れる勢いが極端に弱くなるはず。
その時の水の量がわかればどこで詰まっているか
およその見当がつくはず。

流しに水を張って流してみた。
流しの7割くらいの水が流れると、
勢いが極端に弱くなることがわかった。
その量と配管の断面積から考えると、
詰まりの場所までの長さが推定できる。
流れた水の量=排水管の断面積×長さになるはず。
詰まった箇所までの長さ=流れた水の量÷断面積。
今回は緑の部分が怪しいと考えた。

緑の部分に油が固まって流れにくくなっているなら
市販のパイプの汚れを落とす薬が使えるはず。
そう考えて試してみたら
大正解だった。

今回はたまたまうまくいったのかもしれないが
似たような事例であれば参考になるかもしれない。

排水管のつまり
築40年超のマンション。
ちょっと前に給排水管の交換をした。
先日、1階に住むおばあちゃんからクレーム。
「夜中に2階の人が水を流すと、流しから汚水があふれる」

施工不良?
給排水管取り換え工事をした業者に確認を依頼したところ
高圧洗浄し、ダメなら排水管の取り換えが必要という。
費用は最低3万円。
場合によっては配管を交換するのでもっとかかる。

高いので、別の会社に見積もりを依頼。
立ち会った結果、
原因は流しから下の排水管のつまり。
高圧洗浄で3.5万円かかる。
ダメなら配管を切り取って交換するので
いくらかかるかやってみないとわからないという。

ん?
で、原因は何?

で、私は
1階に住んでいるおばあちゃんに話を聞いた。
2階はずっと空室だった。
最近人が入ってから詰まるようになった。
という。

ん?
じゃあ、2階の人が原因?
じゃあ、何かが詰まっている?

で、排水管のキャップを外すと
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油の塊が見える。
針金を入れるとねっとりと、大量の油の塊が付いてくる。
油が付いていないところはきれいな感じ。
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これ、クスリで溶かせないか?

で、パイプを掃除する薬を買ってチャレンジ。
で、
スッキリ!
さらさらと
爽やかな音を立てて水が流れていく!

3万円が数百円で解消。
管理会社には2階の住人に
油を流さないよう
きちんと伝えるようにお願いした。

DIY教訓
 事象だけの対応でなく原因を考えよ。
 そして、再発を防げ。
工具箱=ちょっとしたもの
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工具ではないが、ちょっとあれば便利なものもいれている。

ジョイントコーク。
クロスがはがれた所を目立たなくする。
ジョイントコークを塗って
上から押さえればきれいになる。
ちょっとした穴なら
ジョイントコークをつまようじなどで付けてやると目立たなくなる。

樹脂のへら
シールを延ばすとき
コーキングを延ばすとき
接着剤を延ばすときなど
あれば便利なことがある。
かさばらないので一枚入れている。

電球取り付けのアダプター
天井にシーリングがついているときに
この黒いアダプターを付けると
電球が付けられる。
暗いところの作業や
物件の内覧時に
明るさを確保できる。

マジックペン
鉛筆ではわかりにくいときに使う。
太いのと細いのと2種類使えるタイプが便利

割りばし
穴を埋めたり
取りにくいところのものをつまんで取る。
蝶番取り付けのねじ穴がバカになったときは
削って接着剤を付けて埋める。
弁当を食べるときにも使える。

歯ブラシ
掃除するときに意外と便利。
柄をへの字にしたものと2つあれば便利
ライターであぶってやわらかくなれば折り曲げられる。
やけどに注意しよう。

シールテープ
蛇口交換に使用。

このほかに
マスキングテープ、ビニールテープがあると便利。

これが私の工具箱。
皆さんも工夫して楽しんでほしい。


工具箱=回すもの挟むもの
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ドライバー
先っぽが取り外せるタイプ。
青い方はラチェット付き。
ねじを締めやすいのは赤い方。
ラチェット付きは多少あそびがあるので
チカラのかからないねじ向き。
お尻が割れてて
ここにものをひっかけて回すことができる。
トイレのタンク内のねじを外すときに便利。
銀色の物は貫通ドライバー。
固着したねじを外すときに
お尻を金づちで叩きながらねじを回す。

ネジはずし
ざらざらした歯磨きみたい。
これをねじに付けると
ねじをナメにくい。

ザウルス(青いもの)
これ、ホントに便利。
プライヤーだと滑って回せないようなねじもしっかり回せる。

プライヤー(銀の物)
ペンチに比べてコンパクトで挟むことができる範囲が大きい。
何かと便利な万能選手。

ニッパー
電線などを切るとき
細かいものを挟むときに使用。

モンキースパナ
正式名称は『アジャスタブルレンチ』らしい。
蛇口のナットを外せる大きいものと
使いやすい小さいものをそろえている。
工具箱=大工道具
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工具箱の大工道具。

のみ
のみはいろんな種類がある。
これくらいのが一本あれば大体足りる感じ。

釘抜
大と小があると便利。
小さい方は一方がヘラのようになっていて
何かと便利に使える。

金づち
げんのうともいう。
片方が凸状、片方がが凹状になっている。
釘のうち始めは凹状の方で
最後の方は凸状の方で打てば
木が凹まなくて済むというもの。
このくらいのサイズだと工具箱に入りやすいし
大体これで足りる。
柄は木の方が使いやすい。

かんな
以前はある程度大きくてしっかりしたものを使ってたが
最近は使い捨てを重宝している。
このくらいのサイズだと工具箱にも収まる。

尺金と鉛筆
尺金は木を直角に切るときに印を付ける。
まっすぐに線を引くときにも使う
鉛筆は消しゴムの付いたものが便利。
丸い鉛筆より
六角形の方が転がらなくて便利。

金属へら
ステンレス製が錆びないので都合がいい。
ペンキのかくはん、小さなくぎを抜く、削るなど意外と使える。

パッキン類
コマ、三角パッキンを入れておくと便利

間柱センサー(青いもの)
壁の向こうの間柱を探す。
なくても構わないが、
せっかく買ったので入れている(笑)

ライト(白いもの)
意外と重宝する。
屋根裏の確認、床下の確認などで効果を発揮。
LEDタイプは電池が長持ちするし
コンパクトな割には明るいのでおススメ。
写真は貰い物。
丸くて転がりやすく不便だが
あると便利。

網戸用ローラー
網戸の張替えに使うが
ちょっとしたものを押さえこんだりするのにも便利。

巻き尺兼水準器(黒いもの)
いただき物。
精度はよくはないが使っている。
レーザーがついているので
いつかは能力発揮か



工具箱=ドリル
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電動ドリルは大きく3種類ある。
家具などを組み立てる電動ドリル。
締め付ける力の強いインパクトドライバー
コンクリートに穴をあける時に使う振動ドリル。
私が主に使うのはインパクトドライバーだ。

電動ドリルは消耗品と考えている。
高いものは確かにいい。
精度は高いし
パワーもある。

しかし、私の場合は安いものを買う。
現在のドリル(インパクトドライバー)は3代目。
1万円くらいで
バッテリーが2個以上ついたものを買う。
バッテリーの寿命が来る頃にはガタが来る。
以前はリョービだったが
ボシュはいい。
チカラもあるし、コンパクト。

ドリルに取り付ける先っぽをビットという。
プラス用はねじの頭の溝の大きさが違うので
2種類は必要。

ビットの長さは必要に応じて替える。
写真のドリルについている短いタイプだと
ドリルに付けたまま工具箱に入る。
取り出せばすぐに使えるので便利。
カーテンレールを取り付けるときは長いものを使う。

充電器は持ち運ぶ必要はないが
あればいつでも充電できるので持ち歩いている。

六角レンチはよく使うサイズを1本入れている。

ねじは細身の38mmを愛用している。
ワンバイ材で台を作るときに使う。
2枚を重ねて張り付けるときは若干先っぽが出るが
斜めに打てば出ない。

上に写っている中ブタには
適当なサイズのねじを入れている。
結構重宝する。
床の部分補修
古くなると床の一部が
人が乗ると沈むことがある。
シロアリによるケースが多いが
合板自体の劣化が原因のこともある。

この場合は、
1.合板を張り替える
2.合板を上に追加で張る
3.他の床に変更(畳、フローリング、CFなど)
がある。
また、
A.部分的に補修
B.全面的に補修
の範囲的な考えもある。

今回は部分的に凹んでいて、
他の場所はしっかりしてたので
1とAの手法を実施。

まずは、凹む部分より大きめにCFを切り取る。
カッターナイフで、切り取る。
今回はCFを再利用するので、慎重に切ってはがす。
次に、とりあえず床に穴をあけ
根太の位置を正しく確認する。
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丸のこがあればそれを使うと簡単。
既存合板の厚みだけ刃を出して切る。
ない場合は、金づちで床に穴をあけ、
穴の周りからのこやカッターで切る。

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根太の位置を考え、補修する大きさの合板を切る。
合板を取り換える位置に置いて、
合板がすっぽりはまるように切る。
今回は道具がカッターと鋸しかなかった。
仕方ないので、
合板をねじで仮止めしてカッターナイフで切った。

補強用の板をねじ留めする。
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写真では白っぽく見える板。
今回はワンバイ材を利用した。
根太と、しっかりしている既存の合板にねじ留めする。
また、根太の上の既存の合板も一部撤去。
新しい板が根太にかかるようにし
根太と補強用に板にねじ留めする。
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既存床と、新設床の高さ調整をする。
今回は新設床の高さが低かったので、紙を入れて調整。
高さを調整してフラットにしたのち
はがしたCFを張る。
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接着剤の代わりに
透明なコーキングを使えば
見た目もきれいになるし
継ぎ目もうまくカバーできる。

今回はCFがうまく剥がれたので再利用できた。
が、写真右側部分のCFが切り足りなくて
ちょっと苦労した。
もう少し大きめに切っておけばもっとうまくいったはず。