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DIYと賃貸経営を楽しんでいます
4室目=競売3室目
競売物件3室目は北九州でもお金持ちの好む町のマンションを買った。
確実に流通価格の半額以下。

この物件は3回目の期間入札で、過去2回不成立で、そのたびに値下がりしている。
通常の物件だと部屋の中は見られない。
が、この物件、管理組合がカギを保管していた。
ゆるい時代だった。

特別売却になるのを待って購入。
想定通りだったが、中がすごかった。
何度か泥棒に入られたという室内はむちゃくちゃ。
しかも残置物の量が半端ない。

景気のいい時はあちこち旅行したのだろう。
部屋の壁はペナントでいっぱい。
ペナントと言っても若い人は知らないだろうなあ(笑)
三角の旗に地名が書いてあるお土産で、昭和の時代は大流行。
他にも提灯や、切手、コイン、人形などたくさんあった。
これたの購入価格は100万円を超えていると思った。

気持ちが悪かったのが人形。
うかつに捨てると呪われそう。
近所の神社に持っていったら供養してくれると言われた。
ゆるい時代だった。
もう、今は受け付けてもらえないらしい。

でも、この部屋は悲しかった。
子供が書いた絵が出てきた。
作文が出てきた。
親の失敗で夜逃げさせられた子供。
これが競売の現実。
自分の子供には絶対に経験させたくない。
貧しくてもいいから普通の生活を送らせたい。

絶対に失敗はしない。
心からそう思った。

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