2室目は競売物件だったが
特別売却であっさり手に入った。
淡々と手続きをするだけ。
裁判所の担当の人に
「これであなたの物です」
と言われた。
どうすればいいですかと聞くと
「ご自由に」
ということだった。
当時はゆるい時代だった。
残置物は
「新所有者が時価で買い取り、保管期間の家賃と相殺」
して構わないと裁判所で教わった。
一定の手続きが必要だったが、親切に教えてくれた。
ただ、今はこの制度は認めてくれないらしい。
鍵屋さんと一緒に行って玄関ドアを開錠。
新しいカギを取り付けてもらう。
ドアが開くとちょっと異様なにおいがする。
競売物件独特のにおいと言ってもいいだろう。
息を止めて室内に入り、
すべての窓を全開にする。
窓を開けた時、
新しい風が吹き込む。
「この部屋に新しい風を、俺が吹き込む」
そう思う。
で、部屋の中を見渡すと
・・・・・
愕然とする。
少ないとはいえ、大きな残置物もある
クロスも張り替える必要があるし
襖も破れている。
窓には意味不明のシールがべったりと張り付けてある。
予想していたことだが、
大変な作業が私を待っていた。
こんな物件、買ってよかったんだろうか。
そんな気持ちに押し殺されそうになった。
特別売却であっさり手に入った。
淡々と手続きをするだけ。
裁判所の担当の人に
「これであなたの物です」
と言われた。
どうすればいいですかと聞くと
「ご自由に」
ということだった。
当時はゆるい時代だった。
残置物は
「新所有者が時価で買い取り、保管期間の家賃と相殺」
して構わないと裁判所で教わった。
一定の手続きが必要だったが、親切に教えてくれた。
ただ、今はこの制度は認めてくれないらしい。
鍵屋さんと一緒に行って玄関ドアを開錠。
新しいカギを取り付けてもらう。
ドアが開くとちょっと異様なにおいがする。
競売物件独特のにおいと言ってもいいだろう。
息を止めて室内に入り、
すべての窓を全開にする。
窓を開けた時、
新しい風が吹き込む。
「この部屋に新しい風を、俺が吹き込む」
そう思う。
で、部屋の中を見渡すと
・・・・・
愕然とする。
少ないとはいえ、大きな残置物もある
クロスも張り替える必要があるし
襖も破れている。
窓には意味不明のシールがべったりと張り付けてある。
予想していたことだが、
大変な作業が私を待っていた。
こんな物件、買ってよかったんだろうか。
そんな気持ちに押し殺されそうになった。
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