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DIYと賃貸経営を楽しんでいます
トイレ=便器交換と収納と掃除のしやすさ
公衆便所
ではありません。
マンショントイレ前

床は配管からの漏水でびちょびちょ。
タイルは一部がはがれ
奥の点検口には
緑色のガムテープ。
隙間風が寒かったのだろうか。

ホームセンターに行ったら
ちょうど節水型便器の展示品が格安だった。
取り付け方を聞くと、自分でもできそう。
節水型は水が節約になるので
きっと主婦に喜ばれる。
取り換えを決定~

古い便器のねじを外して撤去。
リフォーム用は伸縮する配管がある
マンショントイレ配管
これがあるので、素人でも簡単にできる。

マンショントイレあと

洗浄便座を付けるために電気配線をしてもらった。

奥の点検口は薄いベニヤ板で隠ぺい&隙間風防止。
ベニヤ板は点検時は外せるようにした。

また、小さな棚を付けて花などが飾れるようにした。

見切りの板を付け
下の部分は防汚クロス。
掃除がしやすいように考慮した。
上の部分は珪藻土。
高級感と
消臭効果を期待。

他にも棚を付けて収納力を確保した。

ペーパーホルダー、タオル賭けは磨きなおして再利用した。

掃除しやすく、収納もあり、節水。
長期入居を願いながら。
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和室
丸いものが写ってます。
1709220.jpg
白い丸いものはよくわからないけど
黒い丸いものは結露によるカビ。
丸いボンドで石膏ボードをコンクリートに張り付けただけ
なので、外壁が冷えると一緒に冷え
そこが結露する。
結露して水分を持つのでカビが生える。
そういうメカニズムだと思う。

ここも、内側に壁を追加。
防音性能と断熱性向上を狙った。

巾木をつけておしゃれな感じになった(ハズ)。

風通しが悪いので、
調湿効果を狙って
写真右奥の壁以外は珪藻土にした。

マンション和室アフター

手前の柱は少し歪んで襖がぴったり閉まらなかったので
ワンバイ材で補正&補強。
白のペンキで塗装。

床は畳を撤去し、CF仕上げ。
敷居は塗装し
敷居滑りを張って滑りを改善。
襖は明るい色にし、取っ手はふちを銀色にして明るい感じにした。
玄関
玄関。
マンション玄関まえ
暗い
汚い
カビ生えてる。
カビの部分のクロス、浮いてる?
もしかして・・・・

やはり蟻道だった。
あと30cmで2階へ~
シロアリ軍団の野望は打ち砕いた。

マンション玄関あと
白で明るい感じに仕上げた。
クロスは「防汚」タイプのものを張った。

ここでは
主婦が喜んでくれそうな仕掛けを考えた。
そう、棚。
棚板は一部は高さが調整できるようにした。
右側は長いものが入れやすいように高くしている。
棚の上部は空間として、使い勝手を向上させた。
ドアは付けずに実用性重視とした。

また、棚の下部には
将来の大規模修繕で配管交換したときに
室内側の配管とつなぎこむための配管を配置。
棚のねじを外せば
つなぎこめるよう考慮した。

写真の床は古いが
仕上げは床にCFシートを張った。
クローゼット
押し入れです。

マンションクローゼット前
ん?
襖は?
ない。
orz
どこへやったんだ!

仕方ないので、バリューアップを考えた。
ホームセンターに行ったら
クローゼットのドアだけが「現品限り」で安売りしてた。

サイズ?
合わない。
周りの板?
ない。

で、考えた。
サイズ?
まあ我慢してもらおう。

周りの板?
ワンバイ材で作成すればいいじゃん。

マンションクローゼット後

若干、上がはみ出したが
上の襖は開く。

横幅も広いし
少し室内側に出てるが
周りの板を壁と同じ色にすれば
目立たない・・・かな?

上の襖の左側
黒い影。
これは壁を内側に追加したために
その分壁が厚くなり
その分襖の左側が隠れている。

これは、断熱・防音をアップさせたということをPR?
まあ、いいでしょう(笑)
風呂
施工前はこんな感じ
マンション風呂まえ
カビがいっぱいで、ペンキも剥がれていた。
湯垢は化石になってたorz

特にカビが激しかった。
最初はカビ専用の洗剤を使っていたが
高価だし、たくさん使うので考えた。
結果、
漂白剤。
漂白剤、意外とカビに効く。
なんといっても安い。
ただ、服につくと色が落ちるのが難点。
捨ててもいい服だとOK(笑)

次にペンキはがし。
最初はヘラでやってたが、
面倒。
高圧洗浄機を試してみた。
これ、大正解。
ここの塗装はかなり取れた。
残った部分をヘラと紙やすりで落とした。
そして、防カビタイプのペンキを塗った。

風呂の床。
傷があったり、さびの跡があったり。
ペンキを塗ってもはげるところなので
浴室床用シールなるものを張り付けて、端部はコーキング。
最近は浴室用のCFみたいなのがある。
これは断熱性も向上するのでおススメ。

バスタブ。
これは苦労した。
普通の手法では全く歯が立たない。
湯垢が、こんなに頑強だとは。
たどり着いた手法は
ドリル+スポンジ
車屋さんが磨く手法。
これにクレンザーをつけて辛抱強く磨いた。

で、こちらがアフター
マンション風呂あと
綺麗になるものですね。
壁と天井
畳や床材を撤去し、少しは臭いが収まった。
次にやったのが壁と天井。
天井は弾力性のあるものが張ってある。
これをはがすとなると大変なので
塗装することとした。

ホームセンターで塗り方を相談してきた。
「シーラーを塗ってからペンキ塗りが一番いいよ」
というアドバイスをもらい、
まずはシーラー塗り。
シーラー、ぐんぐん吸い込まれていく(笑)
3回重ね塗りした。
その上にペンキ塗り。
こちらも3回塗り。
下手でも重ね塗りすればきれいになる(笑)
マンション壁と天井

作業に当たっては
途中から作業台を作成。
といっても、写真のような簡易なもの。
高所作業は青い箱を2段重ねにした。

作業台に乗って天井を塗ると楽ちん。
最初は棒の先にローラーをつけてたが
作業台を作ると楽ちん。
ローラーにペンキをつけるのが楽ちん。
天井を塗るのも楽ちん。

マンション壁ビフォー

壁は既存の壁の上にワンバイ材を打ち付け
断熱材を入れ
合板を張り
石膏ボードを張る。
マンション壁施工中

これにより
結露を防ぎ
防音性能と
断熱性能の向上を図った。

これはぴたりと的中。
竣工後内覧に来た他の部屋の人たちが
「全然音が違う」
と口々に言ってた。

断熱と防音。
長期入居のためには重要な項目だと考えています。


いきなり出てきたもの・・・
どこから手を付けようか・・・
全く見当がつかない。
気が悪いし、臭いので
まずは換気。

現場に行って窓を全開に。
とにかく悪い「気」を追い出したかった。

そして管理組合にリフォームの許可をもらう。
マンションをリフォームするときは必ず管理組合に相談しなければいけない。
勝手にやるとトラブルになることがある。
意外と知らない人が多いのだが
要注意ポイントだ。

並行して現状把握。
浴室前のぶわぶわした床をめくると
いきなり出てきた。
マンションシロアリ
シロアリ。
マンションでもシロアリは居る。
業者さんに駆除してもらった。

また、床板は合板ではなかった。
紙のような、段ボールのような素材。
ボロボロになって
踏み抜いた状況になっているところが多数。

このままでは作業もやりにくい。
床から直すことにした。

全部めくって、根太を取り換え&補強。
マンション床
その上に合板を張る。
マンション床張り

断熱材は悩んだ結果
風通しを少しでも良くして
シロアリが好まない環境にするため
今回は見送り。

また、ガス管や水道管には錆が。
築30年経つとこうなる。
マンション配管さび

給水管とガス管は床をめくったこのタイミングで全部交換した。
また、給湯管を追加し、台所でお湯が使えるようにした。
将来の大規模修繕の時の繋ぎこみを考慮して施工した。
離婚部屋のほぼスケルトンリノベ
オーナーチェンジ(入居者付き)で買ったマンション。
数年前の話だが、離婚して退去した。
退去の前は
怒鳴り合う声や
物が壊れる音
娘の泣き声
等が近所中の迷惑だったという。

退去後のその部屋は
凄まじい!
入った瞬間にすさまじく重い「気」が感じられた。
3分間中にいただけで気分が悪くなった。

こんな部屋にいたらおかしくなってしまう。
そんな感じ。

部屋の数カ所で床に穴があいている
風呂場の横の床はぶわぶわ
トイレは水浸し
玄関、風呂はカビだらけ
畳は擦り切れボロボロ
壁は結露し放題
台所は強烈なゴキブリの臭い
ガラスも3枚割れている。

そして写真には写っていた。
1709220.jpg

丸いものの位置が微妙に動いている!
1709221.jpg

これは無理!
そう思って業者さんに見積もってもらった。
2社に見てもらったがいずれも300万以上。

ん?
このマンション、同じタイプの部屋が300万で売りに出てますけど・・・

仕方ない。
DIYだ。

そして
長い夏が始まった。
高齢者入居の悩み=残置物の考え方
残置物の処理。
お亡くなりになった後の残置物も悩ましい問題だ。

これについても介護事業者と提携していれば、大家の負担が軽減される。
介護事業者は利用者である高齢者とは結びつきが深いケースが多い。
個人情報もかなり持っている。
家族とも意思疎通が図られているケースが多いので、
基本的にはすんなりと片付く。

契約書に特記事項として明記する方法もある。
たとえば
家賃が○か月滞納となった場合は、滞納の○か月分の家賃でもって部屋の中の動産一式と相殺する
連絡がつかなくなった場合は、部屋の中の動産一式は○万円で買い受ける。
他に、
保証人が処分することに同意する
貸主が処分することに異存ない
などを明記するとよいという考えもある。

弁護士や司法書士の先生に相談したところ、
先生によっては見解が違って
大家という強い立場を利用した契約は無効
と言う先生がいたが
契約は自由なので問題ない
という先生がいた。

ケースバイケースになるのだろうが
あらかじめきちんと協議しておくことが重要
なのは間違いなさそうだ。
孤独死を防ぐ方法=大家の立場で考えてみると
高齢者に部屋を貸す際に気になるのが
孤独死と
お亡くなりになった後の残置物処理。

高齢者の孤独死は防げるのか。
そもそも孤独死の定義は何だろうか。どうも明確な定義はないようだ。

平成20年3月28日厚生労働省が発表した
「高齢者等が一人でも安心して暮らせるコミュニティづくり推進会議(「孤立死」ゼロを目指して)-報告書-の公表について」
には、
「人の尊厳を傷つけるような悲惨な「孤立死」(つまり、社会から「孤立」した結果、死後、長期間放置されるような「孤立死」。)が発生しないようにする必要がある。」
孤独死ではなく孤立死と書かれているが、同じような意味とみられる。
お亡くなりになったあとの「長時間放置」を定義している。

内閣府の平成23年版高齢社会白書では、第1章 高齢化の状況の中で
孤立死(孤独死)について次のように書かれている。
エ 孤立死
誰にも看取られることなく息を引き取り、その後、相当期間放置されるような「孤立死(孤独死)」の事例が報道されている・・・
と書かれている。
お亡くなりになったあとの「相当期間放置」を定義している。

UR都市機構は平成19年8月28日付の「孤独死に関する対策等について」で、以下のように定義している。
1 孤独死の定義
孤独死とは、「病死又は変死」事故の一態様で、死亡時に単身居住している賃借人が、誰にも看取られることなく、賃貸住宅内で死亡した事故をいい、自殺又は他殺を除く。
と書かれている。
さらに平成平成23年には、「一週間を超えて発見されなかった事故」と発見までの期間を定めたようだ。
お亡くなりになったあとの「一週間」を定義している。

キーワードは「長期間放置」「相当期間放置」あるいは「一週間」ということになるのだろうか。
心情的には「変わり果てた姿」で発見されることだと思う。

そうであれば、
介護を受けている場合は介護事業者との提携が有効だ。
デイサービスなどの利用があれば、健康状態はそこで把握できる。
訪問介護でも同じ人が同じ人のお世話をすれば、異変には気づきやすく、早めの受診を勧めることができる。
そもそも一人で亡くなることをかなり防げる。
ケアプランにもよるが
1週間以内の発見は可能だ。
介護事業者との提携が最も有効な防止手段となる。

そうでない人の場合は、宅配の弁当や、牛乳など宅配飲料の活用で見守りができる。
週に2回程度利用し、消費を確認すれば推測が付く。
配達の方に声かけを依頼できればさらに良い。
異常が疑われる場合は立ち入りを行えば、長期間あるいは相当期間の放置を防ぐことが可能。
宅配飲料であれば1本100円で週2本としても月額1000円あれば十分だ。
これだけの費用でかなり孤独死は減らせるはずだ

各種見守りセンサーは早期発見に有効かもしれない。
しかし、応分のコストがかかることや、故障やトラブルの心配もある。

介護事業者との提携
宅配弁当・飲料活用
見守りセンサー導入
この3つのうちいずれか
あるいは組み合わせることで
孤独死は激減するに違いない。

しかし、最も有効で、本質的な解決策はコミュニケーションだろう。
こういう観点からも
若い人も高齢者も一緒に生活できる
「高齢者向きアパート」
は価値のある取り組みだ。