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DIYと賃貸経営を楽しんでいます
浴室ドアの調整
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浴室ドアが周りの枠に当たってこすれる。
古くなるとこういう事象が発生します。
こすれる部分を「削って」当たらなくする方法もあります。
でも、原因がわかればそこを直すのが最善の解決策です。

蝶番を見てみました。
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多少すり減っていますが、大きながたはありません。
ん?
矢印の部分、ドア側(左側)にはないねじです。

ということはここで調整できるかも。
周りの枠はアルミ製。
そのままだとドアの荷重が支えられない。
アルミの板の向こうに補強材があるはず。
周りのねじが、枠を挟んだ向こうにある補強材と蝶番を固定していて
矢印のねじが、補強パーツの位置を固定していると考えました。

取り付けねじと、矢印のねじを緩めると
取り付け部が上下左右に少し動きました。
ドアを上に引っ張り上げながら再度ねじを締めると
ドアが当たらなくなりました。

ドアのねじは工場出荷時に正確に取り付けられるので調整は不要。
取り付け部のねじは「現場」で多少の位置調整が必要。
そういう思想で作ったのだと思いました。

他と違う形状。
DIYの大きなヒントです。


あるいはこのねじ、
補強材の位置を仮止めするためだったかもしれません。
穴より小さなねじで仮止めしていて
蝶番を取り付けたのちにこのねじと取り換えたのかもしれません。

築30年のこの物件。
30年前の技術者と会話できる。
それも
DIYの大きな喜びです。
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