外壁塗装をしたばかりのアパートで、雨漏りの苦情がきた。
塗装前は漏っていなかったので、塗装工事が原因と考えられる。
そこで、塗装業者さんに修繕してもらったが、まだ雨漏りするという。
仕方ないので、自分で調査してきた。
この出窓の右上から水が漏るそうだ。

出窓の右上にはロフトの窓もある。

まずは上から調査。
ロフト窓左横の石膏ボードをめくってみたが異常なし。
正確に言うと、断熱材無し(笑)

湿った感じもない。
次は出窓の上部。

クロスを一部はがしてボードをさわると少し湿気ている。
仕上げにボードを張ることを考え、縦方向に入っている間柱の上でカット。
壁をコンコンと叩いて、音が重い位置に間柱がある。

石膏ボードをカッターで切り取ると、断熱材が出てきた。
断熱材をめくると

原因の一つが見えてきた。
赤い矢印のところで、左右のサイディングがつながっている。
黄色の矢印の先の左右に走る黒っぽい部分が出窓の金具。
サイディングの下(室内側)は、通常は右の柱の右側のように防水シートで覆われている。
何らかの事情でサイデイングの下に水が入っても
壁の中まで来ないようにするためだ。
ここは出窓なので、
防水シートは左端のグレーの矢印と黄色の矢印とのあいだのような感じになる。
仮にサイディングの下(室内側)に水が来ても、
防水シートに阻まれ出窓の屋根に出るはずだ。
しかし、
右上のブルーの矢印で、防水シートが切れている。
水色の矢印の部分は、サイディングがむき出し。
そう、防水シートがないので
サイディングの室内側に来た水が、壁の中に放出される状態になっていた。
ちなみに、左のグレーの矢印の部分も疑わしい。
そこで、グレーの矢印の部分は防水シートをきちんと押し込んだ。
シートのない部分はシートを施工するのが普通だが
手持ちシートがない。
たまたまクリアファイルがあったので、加工して取り付けた。

赤い矢印の継ぎ目からと、上部の防水シート下部から水が出る可能性があるので、
両方を覆う形でクリアファイルを取り付け
クリアファイルの下部は青い矢印の出窓の金具の位置に挿入。
これで、サイディングの室内側に来た水は所定のルートで流れ出るはずだ。
しかし、サイディングのどこかから水が入っているという事象は未解決。
サイディングは外からしか見れず、高所なので危険。
再度業者さんに依頼することとした。
しかし、ほんとに直ったかどうか確認する必要がある。
そこで、今日の仕上げはこんな感じに。

透明なポリカーボネイトの板を、マスキングテープで仮止めした。
これだと、水が漏っているかどうか一目でわかる。
業者さんの補修後に、
漏水が確実に止まったことを確認したら、
石膏ボードを張って仕上げる。
塗装前は漏っていなかったので、塗装工事が原因と考えられる。
そこで、塗装業者さんに修繕してもらったが、まだ雨漏りするという。
仕方ないので、自分で調査してきた。
この出窓の右上から水が漏るそうだ。

出窓の右上にはロフトの窓もある。

まずは上から調査。
ロフト窓左横の石膏ボードをめくってみたが異常なし。
正確に言うと、断熱材無し(笑)

湿った感じもない。
次は出窓の上部。

クロスを一部はがしてボードをさわると少し湿気ている。
仕上げにボードを張ることを考え、縦方向に入っている間柱の上でカット。
壁をコンコンと叩いて、音が重い位置に間柱がある。

石膏ボードをカッターで切り取ると、断熱材が出てきた。
断熱材をめくると

原因の一つが見えてきた。
赤い矢印のところで、左右のサイディングがつながっている。
黄色の矢印の先の左右に走る黒っぽい部分が出窓の金具。
サイディングの下(室内側)は、通常は右の柱の右側のように防水シートで覆われている。
何らかの事情でサイデイングの下に水が入っても
壁の中まで来ないようにするためだ。
ここは出窓なので、
防水シートは左端のグレーの矢印と黄色の矢印とのあいだのような感じになる。
仮にサイディングの下(室内側)に水が来ても、
防水シートに阻まれ出窓の屋根に出るはずだ。
しかし、
右上のブルーの矢印で、防水シートが切れている。
水色の矢印の部分は、サイディングがむき出し。
そう、防水シートがないので
サイディングの室内側に来た水が、壁の中に放出される状態になっていた。
ちなみに、左のグレーの矢印の部分も疑わしい。
そこで、グレーの矢印の部分は防水シートをきちんと押し込んだ。
シートのない部分はシートを施工するのが普通だが
手持ちシートがない。
たまたまクリアファイルがあったので、加工して取り付けた。

赤い矢印の継ぎ目からと、上部の防水シート下部から水が出る可能性があるので、
両方を覆う形でクリアファイルを取り付け
クリアファイルの下部は青い矢印の出窓の金具の位置に挿入。
これで、サイディングの室内側に来た水は所定のルートで流れ出るはずだ。
しかし、サイディングのどこかから水が入っているという事象は未解決。
サイディングは外からしか見れず、高所なので危険。
再度業者さんに依頼することとした。
しかし、ほんとに直ったかどうか確認する必要がある。
そこで、今日の仕上げはこんな感じに。

透明なポリカーボネイトの板を、マスキングテープで仮止めした。
これだと、水が漏っているかどうか一目でわかる。
業者さんの補修後に、
漏水が確実に止まったことを確認したら、
石膏ボードを張って仕上げる。
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